菅原遺跡

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: 菅原遺跡
• 著者・編者: 佐藤,亜聖; 江浦,洋; 村田,裕介; 箱崎,和久; 北脇,翔平; 松田,青空
• 著者標目: 佐藤,亜聖; 江浦,洋; 村田,裕介; 箱崎,和久; 北脇,翔平; 松田,青空
• 出版事項: 公益財団法人 元興寺文化財研究所
• 出版年月日等: 2023-03-31
• 出版年（W3CDTF）: 2023-03-31
• 並列タイトル等: すがはらいせき; 令和2 年度発掘調査報告書
• 本文の言語コード: und
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: 北区、南区とした２箇所を調査した。 このうち、南区とした調査区では丘陵頂部の平坦面から回廊と塀で構成される奈良時代の方形囲繞を検出、その内側から平面略円形（十六角形）の特異な建物跡を検出した。 当該地では1981 年に奈良大学が中心となって調査が行われており、基壇建物跡1 棟を検出し、小型瓦を含む瓦類が出土した。その年代観から『行基年譜』に記された「長岡院」との関連が指摘されていた。 今回の調査で出土した土器や瓦類も８世紀中ごろで、ほぼ同時期であることが判明し、両者は一体の施設であったことが明らかとなった。 当地は東に東大寺を望み、行基終焉の地となった菅原寺からもさほど遠くない立地であり、推定される創建年代が行基入滅年と近いことなどから、行基の供養堂であった可能性も高い。
• DOI: 10.24484/sitereports.140087
• オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 奈良文化財研究所 : 全国遺跡報告総覧