平山遺跡

• 資料種別: 図書
• タイトル: 平山遺跡
• 著者・編者: 相原,正人; 小西,絵美; 塚田,清啓; 長佐古,真也; パリノ・サーヴェイ株式会社
• 著者標目: 相原,正人; 小西,絵美; 塚田,清啓; 長佐古,真也; パリノ・サーヴェイ株式会社
• 出版事項: 公益財団法人東京都教育支援機構 東京都埋蔵文化財センター
• 出版年月日等: 2025-08-31
• 出版年（W3CDTF）: 2025-08-31
• 並列タイトル等: ひらやまいせき; 一般国道 20 号（日野バイパス（延伸））建設事業に伴う埋蔵文化財発掘調査 その３
• タイトル（掲載誌）: 東京都埋蔵文化財センター調査報告
• 巻号年月日等（掲載誌）: 391
• 掲載巻: 391
• 本文の言語コード: und
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: 出版タイプ： NA; 平山遺跡は東京都日野市豊田三丁目から西平山四丁目にかけて所在する遺跡で、浅川左岸に形成された河岸段丘上に立地する。本報告書は、一般国道 20 号（日野バイパス（延伸））建設事業に伴う埋蔵文化財発掘調査によるもので、同事業の発掘調査報告書としては、東京都埋蔵文化財センター調査報告第 368 集、第 382 集に続き、3 冊目となる。 今回の発掘調査では、旧石器時代をはじめ、縄文時代、弥生時代前期、弥生時代後期〜古墳時代前期、古墳時代後期、古代、古代末〜中世、近世以降の遺構や遺物を確認した。旧石器時代では、平山遺跡で2箇所目となる遺物集中部が見つかり、ナイフ形石器や剥片類、敲石が出土した。弥生時代後期〜古墳時代前期の調査成果では、本調査地点周辺における当該期の集落域の西端を把握できたことが特筆される。 古代では、竪穴建物跡 9 軒と掘立柱建物跡 3 棟を検出した。竪穴建物跡は、古い時期では 8 世紀前葉から中葉、新しい時期で 10 世紀初頭から前半の所産で、奈良時代から平安時代にかけて集落が営まれていたことが確認できた。また、竪穴建物跡から出土した須恵器を中心に産地同定を行ったところ、それまでは東金子窯産須恵器が大多数を占めている状況から、9 世紀末葉辺りを境にして、それ以降は南多摩窯産須恵器が増えてくる状況が見えてきた。
• DOI: 10.24484/sitereports.143728; https://doi.org/10.24484/sitereports.143728
• オンライン閲覧公開範囲: インターネット公開
• 関連情報（NCID）: BD13098455; https://ci.nii.ac.jp/ncid/BD13098455
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 奈良文化財研究所 : 全国遺跡報告総覧