エルトマン・ノイマイスター『宗教カンタータ集』序文 : 全訳と註解

資料種別: 記事

著者: 佐藤, 康太

出版者: 国立音楽大学

出版年: 2019-03-29

資料形態: 紙

掲載誌名: 研究紀要 = Kunitachi College of Music journal 53 1

掲載ページ: p.269-279

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資料に関する注記

一般注記：: 出版タイプ： NAエルトマン・ノイマイスターの『宗教カンタータ集』は、「教会カンタータ」を確立した詩集として歴史上非常に重要な意味を持つ。その序文は、まずカンタータというジャンルの由来を説明した後、その形式を詳しく記述している。ノイマイスター曰くカンタータとは「オペラの一部としか見えないもの」、すな...

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資料種別: 記事
タイトル: エルトマン・ノイマイスター『宗教カンタータ集』序文 : 全訳と註解
著者・編者: 佐藤, 康太
出版事項: 国立音楽大学
出版年月日等: 2019-03-29
出版年（W3CDTF）: 2019
並列タイトル等: Erdmann Neumeisters Vorbericht zu seinen Geistlichen Cantaten : Japanische Übersetzung mit Kommentar
タイトル（掲載誌）: 研究紀要 = Kunitachi College of Music journal
巻号年月日等（掲載誌）: 53 1
掲載巻: 53
掲載号: 1
掲載ページ: 269-279
ISSN（掲載誌）: ISSN : 0288-5492
件名標目: 教会カンタータ
アリア
レチタティーヴォ
エルトマン・ノイマイスター
クリスティアン・フリードリヒ・フーノルト
ヨハン・フィリップ・クリーガー
対象利用者: 一般
一般注記: 出版タイプ： NA
エルトマン・ノイマイスターの『宗教カンタータ集』は、「教会カンタータ」を確立した詩集として歴史上非常に重要な意味を持つ。その序文は、まずカンタータというジャンルの由来を説明した後、その形式を詳しく記述している。ノイマイスター曰くカンタータとは「オペラの一部としか見えないもの」、すなわちレチタティーヴォとアリアから構成されるものである。カンタータ詩においては、有節詩と異なり詩人に大きな形式上の自由があり、作曲家の側も詩節を気にせずに、歌詞のアフェクトに合わせてさまざまな技法を自由に用いることができる。ノイマイスターはさらに、彼の宗教的な詩が自身の説教の内容を韻文化したものであることを自身の人生を振り返りながら語り、最後にオペラの詩形式を教会音楽に用いることへの批判を想定したうえで、聖書の箇所を挙げながらその正当性を主張する。
連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）
https://irdb.nii.ac.jp
提供元機関・データベース: 国立音楽大学 : 国立音楽大学リポジトリ