家計の金融資産保有と資金波及

資料種別: 文書・図像類

著者: 溝下, 雅子

出版者: Keio Economic Observatory

出版年: 2003-01

資料形態: デジタル

ページ数・大きさ等: -

NDC: -

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資料に関する注記

一般注記：: type:text本稿の目的はバブル崩壊前後の資金循環構造において、本源的な資金供給主体である家計が果たした役割を明らかにすることである。経済全体の資金量を把握する統計として日本銀行発表の資金循環勘定があり、これを制度部門×制度部門に正方化した金融連関表を用いることで、家計の資金運用を起点とする金融...

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書誌情報

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デジタル

資料種別: 文書・図像類
タイトル: 家計の金融資産保有と資金波及
著者・編者: 溝下, 雅子
著者標目: 溝下, 雅子
出版事項: Keio Economic Observatory
出版年月日等: 2003-01
出版年（W3CDTF）: 2003-01
並列タイトル等: カケイノキンユウシサンホユウトシキンハキュウ
Kakei no kinyu shisan hoyu to shikin hakyu
タイトル（掲載誌）: KEO discussion paper
巻号年月日等（掲載誌）: 82
掲載巻: 82
本文の言語コード: jpn
件名標目: 資金循環分析,家計の資産保有,投入産出分析,フィッシャー算式
対象利用者: 一般
一般注記: type:text
本稿の目的はバブル崩壊前後の資金循環構造において、本源的な資金供給主体である家計が果たした役割を明らかにすることである。経済全体の資金量を把握する統計として日本銀行発表の資金循環勘定があり、これを制度部門×制度部門に正方化した金融連関表を用いることで、家計の資金運用を起点とする金融商品ごとの資金波及経路の違いを考察した。その結果、バブル崩壊後民間非金融部門に資金が供給されなくなった原因は、家計の金融資産運用行動そのものにあるのではなく、銀行をはじめとする金融部門の国債偏重運用がもたらした資金循環構造の変化にあることが確認された。我が国の資金循環構造は1990年代を通じて資金波及を収縮させる方向に変容しており、この変化は現在もなお続いている。
DOI: 10.14991/004.00000082-0001
オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）
https://irdb.nii.ac.jp
提供元機関・データベース: 慶應義塾大学 : 慶應義塾大学学術情報リポジトリ