妊婦の冷え症と異常分娩との因果効果の推定 : アンメットメディカルニーズの解明

• 資料種別: 文書・図像類
• タイトル: 妊婦の冷え症と異常分娩との因果効果の推定 : アンメットメディカルニーズの解明
• 著者・編者: 中村, 幸代; 堀内, 成子; 柳井, 晴夫
• 著者標目: 中村, 幸代; 堀内, 成子; 柳井, 晴夫
• 出版年月日等: 2012
• 出版年（W3CDTF）: 2012
• 並列タイトル等: ニンプ ノ ヒエショウ ト イジョウ ブンベン トノ インガ コウカ ノ スイテイ : アンメット メディカル ニーズ ノ カイメイ; Ninpu no hiesho to ijo bunben tono inga koka no suitei : anmetto medikaru nizu no kaimei; Measuring causal effects between hiesho in pregnant women and abnormal delivery : identifying unmet medical needs
• タイトル（掲載誌）: 科学研究費補助金研究成果報告書
• 本文の言語コード: jpn
• 件名標目: 妊婦,冷え症,異常分娩,傾向スコア
• 対象利用者: 一般
• 一般注記: type:text; 助産領域において妊婦の冷え症は、分娩時異常のリスクであることは周知されている。しかしそれはあくまで経験知であり、エビデンスは欠如している。したがって、エビデンス確立のニーズは高く、冷え症に関する研究が求められている。本研究では、妊婦が冷え症であることが原因となり、その結果、異常分娩(早産･前期破水･微弱陣痛･遷延分娩･弛緩出血)が発症するという、因果効果の探索を行った。対象者数は分娩後で入院中の女性2810名である。分析方法は、共分散分析と層別解析であり、傾向スコアによる交絡因子の調整を行った。その結果、早産では、冷え症である妊婦の早産発生率の割合は、冷え症ではない妊婦に比べ、約3.4倍、前期破水では約1.7倍、微弱陣痛では約2倍、遷延分娩では約2.4倍であり、因果効果が推定できた(いずれもp<0.001)。弛緩出血では、冷え症の有無での明確な違いはなく、因果効果は推定できなかった。したがって、冷え症は分娩時のリスクであることが推定された。今後は、本研究結果を、医療者や妊婦ならびに女性に対して広くコンセンサスを得て、一般化していくことが喫緊の課題である。; 研究種目 : 基盤研究(C) 研究期間 : 2010～2012 課題番号 : 22592525 研究分野 : 医歯薬学 科研費の分科・細目 : 看護学・生涯発達看護学
• 一次資料へのリンクURL: https://koara.lib.keio.ac.jp/xoonips/modules/xoonips/download.php?koara_id=KAKEN_22592525seika
• オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
• 関連情報: 科研費研究者番号 : 10439515; 科研費研究者番号 : 70157056; 科研費研究者番号 : 60010055
• 連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）; https://irdb.nii.ac.jp
• 提供元機関・データベース: 慶應義塾大学 : 慶應義塾大学学術情報リポジトリ