北東アジアにおけるヒューマンセキュリティをめぐる多国間政策協調の試み : 日中韓三国間のCDMプロジェクトの可能性

資料種別: 文書・図像類

著者: 中野, 諭ほか

出版者: 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科

出版年: -

資料形態: デジタル

ページ数・大きさ等: -

NDC: -

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資料に関する注記

一般注記：: type:textヒューマンセキュリティ問題の解決に向けて、多国間の政策協調への有効な取組みは北東アジア地域でも喫緊の課題となっている。温室効果ガスの削減もその1つであり、この課題の解決に向けた政策協調の1つのあり方が吸収されたCO₂の取引スキームであるCDM（クリーン開発メカニズム）である。CDM...

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デジタル

資料種別: 文書・図像類
タイトル: 北東アジアにおけるヒューマンセキュリティをめぐる多国間政策協調の試み : 日中韓三国間のCDMプロジェクトの可能性
著者・編者: 中野, 諭
鄭, 雨宗
王, 雪萍
著者標目: 中野, 諭
鄭, 雨宗
王, 雪萍
出版事項: 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科
並列タイトル等: ホクトウアジアニオケルヒューマンセキュリティオメグルタコクカンセイサクキョウチョウノココロミ : ニッチュウカンサンゴクカンノ CDM プロジェクトノカノウセイ
Hokutō Ajia ni okeru hyūman sekyuriti o meguru takokukan seisaku kyōchō no kokoromi : Nitchūkan sangokukan no CDM purojekuto no kanōsei
タイトル（掲載誌）: 総合政策学ワーキングペーパーシリーズ
巻号年月日等（掲載誌）: 13
掲載巻: 13
ISSN（掲載誌）: ISSN : 1348-8317
本文の言語コード: jpn
件名標目: 政策協調,多国間CDM,北東アジア,取引コスト
対象利用者: 一般
一般注記: type:text
ヒューマンセキュリティ問題の解決に向けて、多国間の政策協調への有効な取組みは北東アジア地域でも喫緊の課題となっている。温室効果ガスの削減もその1つであり、この課題の解決に向けた政策協調の1つのあり方が吸収されたCO₂の取引スキームであるCDM（クリーン開発メカニズム）である。CDMは投資国とホスト国の双方に利益をもたらし、地球全体の温室効果ガスの削減に貢献する仕組みといわれる。しかし、まだ契約成立に至った事例は多くない。本研究は北東アジア地域におけるCDMプロジェクトの新たな制度設計を試みるとともに、その実現可能性の検討を試みた。まず、中国のCDMプロジェクトに対する姿勢の変化とともに、オランダとのCDMプロジェクト実現から現在、日中間でのCDMプロジェクトの課題を考察した。そして、韓国の参加にともなう取引コストの削減効果を日本と比較することで、北東アジア地域におけるCDMプロジェクトの可能性を検証した。その結果、韓国参加による取引コストの削減効果（23%）、総コストに対する削減効果（約4%）に見られるように、日中間CDMプロジェクトへの韓国の参加は、北東アジア地域におけるCDMプロジェクトの実現可能性を高めることができるとの結論が確認された。
21世紀COEプログラム「日本・アジアにおける総合政策学先導拠点」
オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）
https://irdb.nii.ac.jp
提供元機関・データベース: 慶應義塾大学 : 慶應義塾大学学術情報リポジトリ