並列タイトル等Understanding of biofouling formation focusing on quorum sensing in a MBR process
タイトル(掲載誌)平成30(2018)年度 科学研究費補助金 若手研究(A) 研究成果報告書 = 2018 Fiscal Year Final Research Report
一般注記本研究では,極性―分子量2次元マトリクスによるバイオポリマー分析により,MF膜では70-200kDaのバイオポリマーが膜内部でのファウリングを引き起こしていることを明らかにし,クオラムセンシング阻害剤であるバニリンを添加することで,これらの比較的低分子のバイオポリマーが減少し,膜ファウリングの進行を顕著に抑制できることが明らかになった。また,FTMSを用いたAHL分析により,活性汚泥中には複数種のオートインデューサー(AHL)が存在し,嫌気条件の存在がAHL濃度の上昇に影響していることが示唆された。
Size-polarity matrix analysis of biopolymer revealed that EPS of 70-200kDa size caused irreversible fouling in the interior of MF membrane. Vanillin, a quorum sensing inhibitant, could mitigate membrane fouling in MBR remarkably by reducing this size of EPS. Autoinducer anlaysis by FTMS revealed that activated sludge had diverse AHL species.
研究課題/領域番号:15H05535, 研究期間(年度):2015-04-01 - 2019-03-31
出典:研究課題「クオラムセンシングに着目したMBR法におけるバイオファウリング形成機構の解明」課題番号15H05535(KAKEN:科学研究費助成事業データベース(国立情報学研究所)) (https://kaken.nii.ac.jp/report/KAKENHI-PROJECT-15H05535/15H05535seika/)を加工して作成
関連情報https://kaken.nii.ac.jp/search/?qm=40422456
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-15H05535/
https://kaken.nii.ac.jp/report/KAKENHI-PROJECT-15H05535/15H05535seika/
連携機関・データベース国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース(IRDB)(機関リポジトリ)