免疫系を介した胚着床誘導機構の解明: 胚シグナルの同定と機能解析

資料種別: 文書・図像類

著者: 藤原, 浩ほか

出版者: -

出版年: 2020-05-27

資料形態: デジタル

ページ数・大きさ等: -

NDC: -

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資料に関する注記

一般注記：: 金沢大学医薬保健研究域医学系本研究では免疫系に情報伝達する胚シグナルとして透明帯、HCGおよびlaeverinに焦点をあて、その作用機序を解析した。その結果、免疫反応を誘起するHCGと透明帯蛋白のペプチド構造が推定でき、またr-laeverin とlaeverin発現細胞を作成して免疫細胞に対するl...

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書誌情報

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デジタル

資料種別: 文書・図像類
タイトル: 免疫系を介した胚着床誘導機構の解明: 胚シグナルの同定と機能解析
著者・編者: 藤原, 浩
Fujiwara, Hiroshi
著者標目: 藤原, 浩
Fujiwara, Hiroshi
出版年月日等: 2020-05-27
出版年（W3CDTF）: 2020-05-27
並列タイトル等: Promoting mechnisms of embryonic signals in embryo implantation induced by the immune system
タイトル（掲載誌）: 令和1(2019)年度科学研究費補助金基盤研究(B) 研究成果報告書 = 2019 Fiscal Year Final Research Report
巻号年月日等（掲載誌）: 2017-04-01 - 2020-03-31
掲載巻: 2017-04-01 - 2020-03-31
掲載ページ: 13p.-
本文の言語コード: jpn
件名標目: HCG
laeverin
胚シグナル
着床不全
透明帯の糖鎖構造
Obstetrics and gynecology
対象利用者: 一般
一般注記: 金沢大学医薬保健研究域医学系
本研究では免疫系に情報伝達する胚シグナルとして透明帯、HCGおよびlaeverinに焦点をあて、その作用機序を解析した。その結果、免疫反応を誘起するHCGと透明帯蛋白のペプチド構造が推定でき、またr-laeverin とlaeverin発現細胞を作成して免疫細胞に対するlaeverinの作用が確認できた。さらに標識-r-laeverin を用いてlaeverinと結合する蛋白（受容体の候補分子）を胎盤から分離・精製し、これを同定することに成功した。一方で上記の知見をもとに胚シグナルによる免疫細胞の反応assay系の確立をすすめ、着床不全患者に対するスクリーニング法を開発する可能性が示された。
In this study, we examined the molecular mechanisms of embryonic signals, such as zona pellucida, HCG, and laeverin, which induce functional changes in the immune system. We identified the candidates of peptide-structures for embryonic signals from zona pellucida and HCG, and also confirmed the significant effects of laeverin on immune cells using r-laeverin and laeverin-overexpressing cell lines. We further identified a candidate for laeverin receptor by analyzing the proteins purified from placenta using labeled-r-laeverin. In addition, based on the above findings, we established an assay system to evaluate responsibility of immune cells against embryonic signals, which will contribute to developing a screening test for patients suffering from repeated implantation failure.
研究課題/領域番号:17H04337, 研究期間(年度):2017-04-01 - 2020-03-31
出典：「免疫系を介した胚着床誘導機構の解明: 胚シグナルの同定と機能解析」研究成果報告書　課題番号17H04337（KAKEN：科学研究費助成事業データベース（国立情報学研究所））（https://kaken.nii.ac.jp/report/KAKENHI-PROJECT-17H04337/17H04337seika/)を加工して作成
DOI: 10.24517/00057414
一次資料へのリンクURL: https://kanazawa-u.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=51111&item_no=1&attribute_id=26&file_no=1
https://kanazawa-u.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=51111&item_no=1&attribute_id=26&file_no=1
オンライン閲覧公開範囲: 限定公開
著作権情報: CC BY-NC-ND
関連情報: https://kaken.nii.ac.jp/search/?qm=30252456
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-17H04337/
https://kaken.nii.ac.jp/report/KAKENHI-PROJECT-17H04337/17H04337seika/
連携機関・データベース: 国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース（IRDB）（機関リポジトリ）
https://irdb.nii.ac.jp
提供元機関・データベース: 金沢大学 : 金沢大学学術情報リポジトリKURA