タイトル(掲載誌)平成8(1996)年度 科学研究費補助金 一般研究(C) 研究概要 = 1996 Research Project Summary
一般注記金沢大学医学部附属病院
脳動脈瘤の発生や、修復に関与する生物活性因子の解明を目的としている。ラットに実験的脳動脈瘤を誘発し、1)免疫組織学的手法により生物活性因子の変化を検討した、2)生物活性因子を投与し増殖性修復が誘発可能かを検討した。現在まで、脳動脈瘤の発生初期には、内皮下層でfbronectin、collagenが減少し、増殖性修復部ではfibronectinの増生が認められること(Stroke26:1659-1664,1995)、bFGFの全身投与により脳動脈瘤の初期病変に平滑筋細胞の増殖を誘発しうること(Stroke26:1649-1654,1995)を明らかにした。さらに、選択的NO合成酵素阻害剤L-NAMEの投与により脳動脈瘤の発生が抑制されることを報告した。
研究課題/領域番号:07671506, 研究期間(年度):1995 – 1996
出典:研究課題「実験的脳動脈瘤の発生と修復機序の解明-免疫組織科学的手法による生物活性因子の総合的検討」課題番号07671506(KAKEN:科学研究費助成事業データベース(国立情報学研究所)) (https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-07671506/)を加工して作成
一次資料へのリンクURLhttps://kanazawa-u.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=60020&item_no=1&attribute_id=26&file_no=1
関連情報https://kaken.nii.ac.jp/search/?qm=70229087
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-07671506/
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