一般注記type:text
[はじめに]人工光を利用した閉鎖型苗生産システム(以下、閉鎖型システム)では、省資源的、計画的に高品質な苗、増殖体(栄養繁殖体、propagules) を生産できる(古在、1999)。また、閉鎮型システムでは増殖体・苗生産に伴う消費電力量、資源投入量などを容易に推定できるために、効率的な増殖・育苗方法や環境条件などを策定できる。久保田ら(1998) はサツマイモ増殖体生産において、増殖体とする単節(single-node cuttings) を切り取ったあとに残る母株基部(stock plant bases) を増殖体として再利用する方法により、同じ期間でより多くの増殖体を生産できることを示した。ここでは、増殖体生産数および消費電力最の両方の見地から増殖方法(特に、使用する増殖体の種類)について検討した。
初出 : 日本農業気象学会大会日本生物環境調節学会集会合同大会講演要旨(2000年度) p.342-343
source:植物苗生産における環境調節とその効果に関する研究論文集 : 2 (1999.4-2001.9)
一次資料へのリンクURLhttps://opac.ll.chiba-u.jp/da/curator/108115/kozai-2000-18.pdf
連携機関・データベース国立情報学研究所 : 学術機関リポジトリデータベース(IRDB)(機関リポジトリ)