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松本俊夫著作集成 1

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松本俊夫著作集成. 1

国立国会図書館請求記号
K21-L90
国立国会図書館書誌ID
027318366
資料種別
図書
著者
松本俊夫 著ほか
出版者
森話社
出版年
2016.5
資料形態
ページ数・大きさ等
611p ; 22cm
NDC
708
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資料詳細

内容細目:

一九五三-一九六五現実に密着した美術を作者内部の概念規定が曖昧...

要約等:

日本実験映画界の重鎮であり、理論面においても前衛芸術運動を牽引した映像作家・松本俊夫の著作を網羅した集成(全四巻)の第Ⅰ巻。(提供元: 出版情報登録センター(JPRO))

著者紹介:

松本俊夫 1932年生まれ。映画監督・映像作家。 東京大学文学部美学美術史科を卒業後、新理研映画に入社し、実験工房のメンバーを起用してPR映画『銀輪』(1956)を演出。その後、教育映画作家協会(記録映画作家協会)に入会し、機関誌『記録映画』において前衛記録映画の理論を展開させ、その実践として『西陣...

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目次

  • [Ⅰ 一九五三─一九六〇]

  • 現実に密着した美術を──ニッポン展評 作者内部の概念規定が曖昧──武井・針生論争 『銀輪』 「作家の自主性のために」に対して 『マンモス潜函』を完成して 作家の主体ということ──総会によせて、作家の魂によびかける 前衛記録映画の方法について 私達の苦しみとその解決の道(一) 私達の苦しみとその解決の道(二) 書評──花田清輝著『映画的思考』 作品研究──『忘れられた土地』 映画のイマージュと記録──シンポジュームのための報告 迫りくる危機と作家の主体──警職法改悪に私たちはいかに対決するか 複眼のドラマ意識──ポーランド映画『影』 日本の現代美術とレアリテの条件 倒錯者の論理──主体論の再検討のために(1) 「敗戦」と「戦後」の不在──主体論の再検討のために(2) 新しいプロパガンダ映画──映画『安保条約』をめぐって 記録映画の壁──内部につき刺す表現とそれを拒む根強い保守主義 カナリヤに歌を 芸術的サド・マゾヒストの意識──もしくは創作の内的過程と芸術的効用性について 隠された世界の記録──ドキュメンタリーにおける想像力の問題について 超記録主義の眼──中国の現実と芸術・Ⅰ 美術映画の驚異──中国の現実と芸術・Ⅱ 政治的前衛にドキュメンタリストの眼を──1960年6月の指導部の思想をめぐって 残酷と現実否定のイメージ 残酷をみつめる眼──芸術的否定行為における主体の位置について 映画技術を最高に駆使した──『白い長い線の記録』

  • [Ⅱ 一九六一─一九六三]

  • 疑似前衛批判序説 モダニズムとクリティック 「バラの蕾」とはなにか──『市民ケーン』とオーソン・ウェルズ 琉球の祭りについて 荊の道に抗して──自作を語る 現代時評 三人のアニメーション 個々のぶつかり合いによる運動の最小単位を 変身の論理 大衆という名の物神について 意外性のドラマトルギー──勅使河原プロ『おとし穴』 巨視的な未来の透視──花田清輝著『新編映画的思考』 書評──小川徹著『大きな肉体と小さな精神──映画による文明論』 『太陽はひとりぼっち』──ミケランジェロ・アントニオーニ監督 肉を切らせて骨を切れ──あなたの中のA君に宛てて 映画運動の思想と責任──記録映画への批判にこたえて 反教育的教育論 安部公房氏のアイ・ポジション アンチ・テアトル上演の意義──イオネスコ作・表現座公演『アメデーまたは死体処理法』 映画創作のための連続講座──第二講・テーマとモチーフ 技術は向上、内容は低下──三人のアニメーション・3 形にならない形への模索──滝口修造著『点』 書評──滝口修造著『近代芸術』 映像・二つの能力──「見つける」ことと「作る」こと 「記録の目」の問題──対象のドラマを“模索”する もう一つの現実──「心のうごめき」を映像化する 「もの」との対決とは──外界、内界を結ぶヘソの緒 説明性を排除して──映像による直接的な表現 イメージの深さ──生理的刺激と精神的刺激 「音」と映像の対話──補助手段としての音の否定 表現をささえるもの──主体の燃焼と主題の深さ 日常の中の異常──内面化した人間解体のドラマ 意識と無意識の間──目に見えない世界を見ること あるがままの存在──事実のドラマから存在のドラマへ 思索する映像──「見る」ということの意味 可能性と障害と──名馬はいるがばくろうがいない 作品構造論に特色──浅沼圭司著『映画美学入門』 「動き」と「音」 追体験の主体的意味──『二十四時間の情事』について 自作を語る『石の詩』 欲求不満 偽造された歴史──日本共産党四十周年記念映画『日本の夜明け』批判 根深い歪みの変革を──大島渚著『戦後映画──破壊と創造』 凝視と日常性──大衆社会状況下のリアリズム・その一 ドラマの無いドラマ──大衆社会状況下のリアリズム・その二 存在の形而上学──大衆社会状況下のリアリズム・その三 下半身と上半身──映画『女と男のいる舗道』『審判』 運動の変革 青芸ヘ──その先の課題 ルイ・マルの『鬼火』と消えることのない疵 映画批評の貧困──俗流政治主義、エセ戦闘性 イオネスコとメタフィジカル・ドラマ ネオ・ドキュメンタリズムとは何か

  • [Ⅲ 一九六四─一九六五]

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資料種別
図書
ISBN
978-4-86405-096-8
タイトルよみ
マツモト トシオ チョサク シュウセイ
巻次・部編番号
1
著者・編者
松本俊夫 著
阪本裕文 編
著者標目
松本, 俊夫, 1932-2017 マツモト, トシオ, 1932-2017 ( 00041931 )典拠
阪本, 裕文, 1974- サカモト, ヒロフミ, 1974- ( 001238358 )典拠
出版事項
出版年月日等
2016.5
出版年(W3CDTF)
2016