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日本酒の世界 (講談社学術文庫 ; 2692)

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日本酒の世界

(講談社学術文庫 ; 2692)

国立国会図書館請求記号
DL687-M144
国立国会図書館書誌ID
031770815
資料種別
図書
著者
小泉武夫 [著]
出版者
講談社
出版年
2021.11
資料形態
ページ数・大きさ等
253p ; 15cm
NDC
588.52
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資料に関する注記

一般注記:

「日本酒ルネッサンス」(中央公論社 1992年刊)の改題、加筆修正

資料詳細

要約等:

春は花見酒、夏は川床酒、秋は月見酒、冬は雪見酒…。造り酒屋に生まれた発酵学の第一人者が、古来、日本人が深く愛し、育ててきた日本酒と周辺文化を、時代ごとの「味」とともに細微に検証する。(提供元: サピエ図書館資料検索)

著者紹介:

小泉 武夫 小泉武夫(こいずみ たけお) 1943年福島県の酒造家に生まれる。東京農業大学農学部醸造学科卒業。醸造学、発酵学専攻。農学博士。東京農業大学教授、国立民族学博物館共同研究員、(財)日本発酵機構余呉研究所所長などを経て、現在、東京農業大学名誉教授。著書に『発酵』『超能力微生物』『食あれば楽...

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目次

  • 目次 はじめに 第一章 日本の酒の誕生 漿果酒のこと/デンプン酒の発見/稲の渡来と酒造り/口噛み酒を造る/体験者は語る/麹酒の登場/日本の麹と酒の独自性 第二章 神の酒から人の酒へ 一、神の酒、人の酒 神に捧げる酒/天甜酒と八塩折之酒/毒酒とは何か/酒の神々/新嘗祭の酒 二、風土記と万葉の酒 集宴の酒と禁酒令/万葉の酒造り/酒粕と上澄み 三、『延喜式』と朝廷の酒 多様な酒造り/上級酒と並級酒/灰利用の謎、白貴と黒貴/高度化する酒造技術/濃醇酒の謎を解く 第三章 日本酒の成長と成熟 一、僧坊の酒、酒屋の酒 美酒「天野酒」/戒律か経営か/量の造り酒屋、質の僧坊酒/近代酒造法の萌芽/パスツールに先んじた低温殺菌法/麹座の利権をめぐって/新興「田舎酒」 二、元禄の酒、江戸の酒 寒造りの完成/進んだ酵母育種法/酒株と株改め/酒が強かった江戸の人たち/灘の酒、伏見の酒 三、近代日本酒の誕生 酒造りの科学/合成酒、アル添酒、三増酒/級別制度から特定名称へ 第四章 酒と社交と人生儀礼 祭りと酒と人/社交と酒と人/桃の節句はなぜ白酒か/端午の節句と元服/結婚の儀礼/厄払いの酒/葬送の儀と酒 第五章 酒商売ことはじめ 市の成立/造り酒屋のはじまり/銘柄(商標)の誕生/酒屋の看板/酒問屋と小売屋の成立/酒醸しの職・杜氏の成立/杜氏の仕事/居酒屋の成立 第六章 酒を競う 樽廻船と番船競争/酒合戦/酒を利く競技/酒の品評会 第七章 日本酒と器 酒造りの器・酒殿と酒蔵/酒を醸す容器/酒を運ぶ器/酒を飲む器/燗鍋のこと/銚子のこと/徳利のこと/酒盃のこと/盃洗と盃台 第八章 日本酒、その嗜好の周辺 酒の肴/甘辛の変遷/酒宴の作法/燗酒のこと/遊び酒/日本人の酔態/酒の功罪とその意識 おわりに 学術文庫版あとがき

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記録メディア デジタル

資料種別
図書
ISBN
978-4-06-526315-0
タイトル
タイトルよみ
ニホンシュ ノ セカイ
著者・編者
小泉武夫 [著]
シリーズタイトル
著者標目
著者 : 小泉, 武夫, 1943- コイズミ, タケオ, 1943- ( 00129739 )典拠
出版年月日等
2021.11
出版年(W3CDTF)
2021