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生きていく絵 : アートが人を〈癒す〉とき (ちくま文庫 ; あ66-1)

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生きていく絵 : アートが人を〈癒す〉とき

(ちくま文庫 ; あ66-1)

国立国会図書館請求記号
SC381-M77
国立国会図書館書誌ID
032568876
資料種別
図書
著者
荒井裕樹 著
出版者
筑摩書房
出版年
2023.1
資料形態
ページ数・大きさ等
267p ; 15cm
NDC
493.72
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資料に関する注記

一般注記:

亜紀書房 2013年刊の再刊

資料詳細

内容細目:

はじまりの章〈癒し〉とあゆむ 安彦講平〈病い〉をさらす 本木健...

要約等:

心を病んだ人が、絵を描くことで生きのび、描かれた絵に生かされる──。生きにくさの根源を照らし、〈癒し〉の可能性をさぐる希望の書。解説 堀江敏幸(提供元: 出版情報登録センター(JPRO))

著者紹介:

荒井 裕樹 荒井 裕樹(あらい・ゆうき):1980年東京都生まれ。二松學舍大学文学部准教授。専門は障害者文化論、日本近現代文学。東京大学大学院人文社会系研究科修了。博士(文学)。著書に『隔離の文学──ハンセン病療養所の自己表現史』(書肆アルス)、『障害と文学──「しののめ」から「青い芝の会」へ』(現...

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目次

提供元:出版情報登録センター(JPRO)ヘルプページへのリンク
  • はじまりの章/「自己表現」で生きていく/アートと〈癒し〉/心の病とアートの関係/自己表現の〈もの〉と〈こと〉/コラム 力の存在、存在の力/コラム アートで心を〈癒す〉/第一章 〈癒し〉とあゆむ 安彦講平/保護室のマリア/鉄格子の威圧感/安彦講平の試み/〈造形教室〉という場/「治す」ことが目的ではない/出来事としての〈癒し〉/「絵」が「人」を描き変えていく/「病気」が絵を描くわけではない/苦しみは簡単には描けない/心の病いが「治る」とは/コラム 「丘の上病院」を語り伝えるために……/第二章 〈病い〉をさらす 本木健/宿題/「病気」への気づき/絵との出会い/「傷」のある自分/「芸術とは、治ってはいけない病気なのだ」/「生きる」ことと「在る」こと/〈生〉の重みと厚み/コラム 生きにくさのなかの文学/第三章 〈魂〉をふちどる 実月/「わたし」の輪郭線/〈図〉としての「わたし」/「表現することは許されること」/〈場〉の世界を描く/絵が「輪郭」を帯びていく/「憎悪」と「愛着」がせめぎ合う/「苦しみ」と「苦しいこと」/実月さんの〈癒し〉/「変わり合う」ことで「支え合う」/コラム 「解釈」よりも「共感」を/第四章 〈祈り〉をちぎる 江中裕子/「犠牲」を信じられるか?/「医療」のなかのコラージュ/江中裕子の来た道/〈造形教室〉との出会い/江中裕子の作品世界/「私の心と体は透明に思える」/「自分が汚い」/世界の〈汚さ〉を引き受ける/『喜怒哀楽』/〈哀しみ〉や〈憎しみ〉は誰が引き受けるのか/「信じる」ことの力/コラム 心病む人たちの芸術活動/コラム 「きらめく破片」たち/第五章 〈疼き〉をほりおこす 杉本たまえ/痛みの表現者/塗りつぶされた『日記』/『食卓の風景』/記憶が痛む/記憶の地層/存在が痛む/「点」が降り積もる/「物語」だけでは解放されない/「表現」が「表現者」を超えていく/コラム 〈こと〉としての文学/コラム 「在る」ものを描くこと──アートへの「希待」/まとめの章/アートに何ができるか?/アートは「生きていく」ために必要だ/分析できない力の存在/想像力と感受性を「社会資源」に/「生きていく意味」を描く/あとがき ──さりげなく、やわらかな言葉のために/文庫版あとがき/解説 ためらいをともなった明るさの兆し 堀江敏幸

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デジタル

資料種別
図書
ISBN
978-4-480-43856-0
タイトルよみ
イキテ イク エ : アート ガ ヒト オ イヤス トキ
著者・編者
荒井裕樹 著
シリーズタイトル
著者標目
著者 : 荒井, 裕樹, 1980- アライ, ユウキ, 1980- ( 00948558 )典拠
出版年月日等
2023.1
出版年(W3CDTF)
2023