本文に飛ぶ
図書

抗酸菌検査ガイド 2025

図書を表すアイコン
表紙は所蔵館によって異なることがあります ヘルプページへのリンク

抗酸菌検査ガイド = Technical Guidance for Mycobacterial Examinations. 2025

国立国会図書館請求記号
SC231-R47
国立国会図書館書誌ID
033892275
資料種別
図書
著者
日本結核・非結核性抗酸菌症学会 編集
出版者
南江堂
出版年
2025.1
資料形態
ページ数・大きさ等
130p ; 30cm
NDC
492.18
すべて見る

資料詳細

要約等:

日本結核・非結核性抗酸菌症学会による,抗酸菌検査のためのガイドブック.最新のCLSI(臨床・検査標準協会)の検査指針を反映.(提供元: 出版情報登録センター(JPRO))

書店で探す

目次

提供元:出版情報登録センター(JPRO)ヘルプページへのリンク
  • 【書評】

  • 「抗酸菌検査,必携の書 ~新しい検査法を含め分かりやすく解説~」

  • 『抗酸菌検査ガイド2025』が2025 年1 月に発刊された.2020 年に前版が発表されてから5 年ぶりの改訂である.近年,非結核性抗酸菌症の増加が世界中で問題になっていることはご承知のとおりである.結核の減少とは対照的な疫学動向であり,なぜ非結核性抗酸菌症が増加しているのか,世界中の研究者が注目する研究テーマとなっている.非結核性抗酸菌は自然界に広く分布する細菌であり,その種類は類縁属菌を合わせると200菌種以上になることが報告されている(本書51~55頁).とくに近年,質量分析装置,網羅的遺伝子検査法などの新規検査法の導入により新しい菌種の検出と同定が容易になっていることが重要である.新しい菌種の同定とともに,それぞれの菌種がどのような感染症と関連しているのか,なぜその感染症と関連するのか,菌の病原性や生体反応の視点での解析がますます重要になっているように思われる.このような背景のなかで発刊された『抗酸菌検査ガイド2025』である.臨床において抗酸菌症を診療される医師はもちろんのこと,微生物検査に関わる検査技師,感染対策に関わる自治体の方々,基礎的・臨床的な抗酸菌症研究に携わる研究者にとって必携の書になると確信している.一般社団法人日本結核・非結核性抗酸菌症学会の理事長である礒部 威 理事長,抗酸菌検査法検討委員会の委員長 御手洗 聡先生,大変お忙しいところ最新の情報を加えてご執筆いただいた先生方にお礼を申し上げたい.5年後の2030年,日本・世界における抗酸菌症の疫学がどのように変わっているのか,抗酸菌検査の領域でどのような変化・進化がみられているのか.そして抗酸菌症のもっとも重要な特徴である慢性化・難治化のメカニズムに迫る検査法がどのような形で表れてくるのか,次の世代につながる抗酸菌検査の進化に期待したい.

  • 臨床雑誌内科136巻1号(2025年7月号)より転載

  • 評者●舘田一博(東邦大学医学部微生物・感染症学講座 教授)

全国の図書館の所蔵

国立国会図書館以外の全国の図書館の所蔵状況を表示します。

所蔵のある図書館から取寄せることが可能かなど、資料の利用方法は、ご自身が利用されるお近くの図書館へご相談ください

関東

近畿

四国

その他

  • CiNii Research

    検索サービス
    連携先のサイトで、CiNii Researchが連携している機関・データベースの所蔵状況を確認できます。

書店で探す

出版書誌データベース Books から購入できる書店を探す

『Books』は各出版社から提供された情報による出版業界のデータベースです。 現在入手可能な紙の本と電子書籍を検索することができます。

書誌情報

この資料の詳細や典拠(同じ主題の資料を指すキーワード、著者名)等を確認できます。

資料種別
図書
ISBN
978-4-524-21601-7
タイトルよみ
コウサンキン ケンサ ガイド
巻次・部編番号
2025
著者・編者
日本結核・非結核性抗酸菌症学会 編集
著者標目
編集責任者 : 日本結核非結核性抗酸菌症学会 ニホン ケッカク ヒケッカクセイ コウサンキンショウ ガッカイ ( 001340381 )典拠
出版年月日等
2025.1
出版年(W3CDTF)
2025