虚南留別志 : うそなるべし
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書誌情報
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- 資料種別
- 文書・図像類
- タイトル
- タイトルよみ
- ウソナルベシ
- 著者・編者
- 木屑庵成貨 : ボクセツアンセイカ
- 出版年月日等
- 1834
- 出版年(W3CDTF)
- 1834
- 数量
- 223.5/16.1
- 本文の言語コード
- jpn
- 対象利用者
- 一般
- 一般注記
- タイトル注記 : 原題簽欠。書名は内題による。見返題「うそなるへし」。柱題「食品」。改装薄茶色表紙、雷文繋地・牡丹唐草文(型押)。四周単辺8行。全丁間紙あり(詩集の写本の反故を用いる)。丁付、上巻:ナシ(5丁)、一~十三、下巻:十四~卅一。○著者木屑庵成貨は伝不詳。自序によれば、年久しく馬喰町に住む職人の隠居で、正風の俳諧を楽しむ人物。「近処の書林何某」(版元の宮屋源兵衛)の求めにより上梓したものという。○求板後印改題本『〈食物故事〉なるへし』あり(154-106参照)。○重口の滑稽で面白からず。故事付けの嘘話のため食生活史に資する記事少なし。「八へ豆腐(八杯豆腐)」に「有行脚奥州南部の八のへといふ宿に泊りけるとうふをいと細く打あじよくあつものにして平につけ出しぬ甚軽くして美味なりそのゝち宿にかへり酒食のそへにして友人などに製しふるまひぬ…」。「天麩羅」に「魚類を油にて揚たるを名とすはじめは天麩羅阿希(あぶらあげ)と万葉の仮名にてかんばんに書てうりしものなり…」。「さしみ」に「鰹鯛平目まぐろすべて角どりて薄くきり酢みそ大根おろしにくらふ是をさしみといふ…」。「洗馬煮」に「…塩魚かつほ酒のるい何によらず塩魚をよく++湯にてゆでこぼし塩気をさりてそれより松魚節の出しをくわへ煮あげ酒食になす…」。「なんばん煮」に「…油をいれて製すたとはゞ葱大根魚鳥の肉もろくなり少々紅毛(おらんだ)めけども甚高味なり…」。「くらま牛房」に「ごぼうのかわを残し中を小刀にてくり捨かわ計りあんかけなどに用ゆ…」。カテゴリ名 : 無し資料の種別 : 文学 国文資料の分類 : 和書-文学 国文 小説 近世小説 滑稽本公開範囲 : デジタルコンテンツなし