本文に飛ぶ
文書・図像類

虚南留別志 : うそなるべし

文書・図像類を表すアイコン

虚南留別志 : うそなるべし

資料種別
文書・図像類
著者
木屑庵成貨 : ボクセツアンセイカ
出版者
-
出版年
1834
資料形態
ページ数・大きさ等
2
NDC
-
すべて見る

資料に関する注記

一般注記:

タイトル注記:原題簽欠。書名は内題による。見返題「うそなるへし」。柱題「食品」。改装薄茶色表紙、雷文繋地・牡丹唐草文(型押)。四周単辺8行。全丁間紙あり(詩集の写本の反故を用いる)。丁付、上巻:ナシ(5丁)、一~十三、下巻:十四~卅一。○著者木屑庵成貨は伝不詳。自序によれば、年久しく馬喰町に住む職人...

資料詳細

内容細目:

食品や料理の名について、故事付け語源考証を行う滑稽本。漢字かな交じり。書名は荻生徂徠『南留別志』のもじり。各条の末を「なるべし」で終る。上巻:命司(めいし)、意根(いね)・世根(よね)、汁、菜、香物、開(ひらく)、莟、わむ、猪口、鱠、箸、餅、とふふ、八へ豆腐(八杯豆腐)、野狐豆腐(奴豆腐)、けんちん...

解題・解説:

見返に「天保甲午(5年)孟秋鐫/〈江戸〉木屑庵著/東都 向栄堂蔵」。市中杜多覚蓮房序(愛花道人書)。天保5年秋之日 木屑庵成貨(刻印「源光」)自序。巻首「江戸木屑庵述」。最終丁裏に広告・刊記「虚南留別志後篇 近刻/天保五甲午仲夏発行/東都書林 〈小伝馬町三丁目〉丁子屋平兵衛/〈両国吉川町〉山田佐助/...

書店で探す

全国の図書館の所蔵

国立国会図書館以外の全国の図書館の所蔵状況を表示します。

所蔵のある図書館から取寄せることが可能かなど、資料の利用方法は、ご自身が利用されるお近くの図書館へご相談ください

その他

  • 古典籍書誌データベース

    連携先のサイトで、デジタルアーカイブシステムADEACが連携している機関・データベースの所蔵状況を確認できます。

書誌情報

この資料の詳細や典拠(同じ主題の資料を指すキーワード、著者名)等を確認できます。

資料種別
文書・図像類
タイトルよみ
ウソナルベシ
著者・編者
木屑庵成貨 : ボクセツアンセイカ
出版年月日等
1834
出版年(W3CDTF)
1834
数量
2
23.5/16.1
本文の言語コード
jpn
対象利用者
一般
一般注記
タイトル注記 : 原題簽欠。書名は内題による。見返題「うそなるへし」。柱題「食品」。
改装薄茶色表紙、雷文繋地・牡丹唐草文(型押)。四周単辺8行。全丁間紙あり(詩集の写本の反故を用いる)。丁付、上巻:ナシ(5丁)、一~十三、下巻:十四~卅一。○著者木屑庵成貨は伝不詳。自序によれば、年久しく馬喰町に住む職人の隠居で、正風の俳諧を楽しむ人物。「近処の書林何某」(版元の宮屋源兵衛)の求めにより上梓したものという。○求板後印改題本『〈食物故事〉なるへし』あり(154-106参照)。○重口の滑稽で面白からず。故事付けの嘘話のため食生活史に資する記事少なし。「八へ豆腐(八杯豆腐)」に「有行脚奥州南部の八のへといふ宿に泊りけるとうふをいと細く打あじよくあつものにして平につけ出しぬ甚軽くして美味なりそのゝち宿にかへり酒食のそへにして友人などに製しふるまひぬ…」。「天麩羅」に「魚類を油にて揚たるを名とすはじめは天麩羅阿希(あぶらあげ)と万葉の仮名にてかんばんに書てうりしものなり…」。「さしみ」に「鰹鯛平目まぐろすべて角どりて薄くきり酢みそ大根おろしにくらふ是をさしみといふ…」。「洗馬煮」に「…塩魚かつほ酒のるい何によらず塩魚をよく++湯にてゆでこぼし塩気をさりてそれより松魚節の出しをくわへ煮あげ酒食になす…」。「なんばん煮」に「…油をいれて製すたとはゞ葱大根魚鳥の肉もろくなり少々紅毛(おらんだ)めけども甚高味なり…」。「くらま牛房」に「ごぼうのかわを残し中を小刀にてくり捨かわ計りあんかけなどに用ゆ…」。
カテゴリ名 : 無し
資料の種別 : 文学 国文
資料の分類 : 和書-文学 国文 小説 近世小説 滑稽本
公開範囲 : デジタルコンテンツなし