堅光和尚随筆 : 堅光和尚随筆
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書誌情報
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- 資料種別
- 文書・図像類
- タイトル
- タイトルよみ
- ケンコウオショウズイヒツ
- 著者・編者
- 寂室堅光 : ジャクシツケンコウ
- 数量
- 121.0/13.4
- 本文の言語コード
- jpn
- 対象利用者
- 一般
- 一般注記
- タイトル注記 : 書名は後筆書題簽(左肩無辺)「堅光和尚随筆〈金亀和尚墓地考〉 完」による。内題なし。改装黄色表紙、縦網目文(空押)。※内容欄の続き。Ⅲ)①「三河国ノモノウナギコロシ目ヲ煩フコト」:三州新城の丸屋大蔵、鰻を好む。妻・娘とともに目を煩う。婿養子が新町の薬師堂に参り告げを得、鰻を放生して平癒。②:同所の勘蔵、妾が本妻と子を呪詛、本妻の死後後妻に入る。本妻が枕元に出る。③:遠州と三州の境の田沢村の百姓、先妻の死後に婢を後妻にする。後妻の生霊の火の玉が先妻の墓に来て、先妻の火の玉と毎夜争う。夫が後妻の火の玉を斬り付けると、家で後妻は斬られて死んでいた。「コレハ文政二卯秋ノコト也三河ノ見常長老同暦三巳冬至ノ夜咄也」。④:肥前長崎ロカス町の某、前話と同様の話。夫が後妻を諭し、怪異は止む。「嶋原龍泉寺衆僚海洲長老当午正月十三日五叧丈室ニテノ物語ナリ」。説法を付す。⑤「肥前嶋原在江村友太郎ノ妻乍生火車ニノルコト」:百姓友太郎妻於久米、強欲邪見、文化8年夏、毎夜、体から火の玉が出て火の車に載せられて道を行く。⑥:文政2年、同嶋原小有馬村百姓銀左衛門の母、毎夜悪夢に苦しむ。子が温泉山四面大明神に参詣、地獄の呵責を受ける母を見る。罪を懺悔し、僧衆を招き施餓鬼等の法事を修行し悪夢が止む。「右ノ物語リ嶋原ノ泰寛長老ソノ法事ニアイケルト午ノ正月二日ニ咄シケリ」。⑦:嶋原加津佐村に博奕打あり、親は止めさせようと妻を持たせるが、妻も博奕好きとなる。博奕に負けた腹いせに「口ノ津ノ珍重(ヤシヂ)谷ノ尼僧ノ庵」に来て本尊を踏み壊す。その夜、両の股が切断、「居ザリ」となる。⑧:美濃国郡上の山里の猟夫、山中で衣冠の人に出会い、「立スクミ」となって身を焼かれる。「此物語ハ尾州名古屋大光院ノ大法具寿ノ咄ニテ去巳ノ冬ノコト也ト閏正月(文政5年)十八日ニ天寧丈室ニテノコト也」。⑨:尾州赤池村の百姓の嫡女、7歳より16歳まで氏神に丑の時参りをし、男根を生じ家を嗣ぐ。寛政年中の話。文政5年記。⑩:丹後国与謝郡丸岡村伊兵衛の妻、40餘歳で病死、剃髪沐浴して棺に納め、近所の覚心坊が念仏を唱えていると、棺の中から蘇生、死後の様子を語る。以後、尼となり素光と改め80歳頃まで長命であった。「コノ物語ハ素光尼ノ孫霊洲具寿ヨリ文政午(5年)三月廿六日防州上ノ関船中ニテ聞ク」。⑪:江州彦根城下河原町の魚屋、懐妊の妻に、子を連れに来ると遺言して病死。その後、妻は産気づくが突然胎児が消える。○筆蹟サンプル画像へのリンクあり。カテゴリ名 : 無し資料の種別 : 総記 随叢資料の分類 : 和書-総記 随叢 雑筆公開範囲 : デジタルコンテンツなし
- コレクション(個別)
- (全),和
- 著作権情報
- 該当なし