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書誌情報
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- 資料種別
- 和古書・漢籍
- タイトルよみ
- ダジョウカンチョウズ コウショウ : ダジョウカンズ シンシュウ ダジョウカンズ
- 著者・編者
- 紀(高橋)宗直輯
- 著者標目
- 紀(高橋)宗直輯 タカハシ ムネナオ
- 出版年(W3CDTF)
- 1700
- NDC
- NDC9版
- 対象利用者
- 一般
- 一般注記
- 公家で有職故実家の高橋宗直(元禄16(1703)年~天明5(1785)年)の著作です。高橋家は、御厨子所(みずしどころ)預という天皇の朝夕の御膳を供進し、節会などの酒肴を担当した家柄でした。宗直は、儒学を伊藤東涯(とうがい)、神道を吉見幸和、国学を滋野井公澄(しげのいきんずみ)、和歌を京極宮に学び、祖父の宗恒の遺志を継いで、旧儀再興の調査検討に努力し、元文3年(1738)桜町天皇の大嘗会(だいじょうえ)再興に尽力しました。当館所蔵の『太政官廳圖考證』には、「高橋書蔵」、「御厨子所預印」、「紀印宗直」の蔵書印が押印されていることから、本書は宗直の自筆本と考えられ、『淸紫兩殿圖』、『淸涼殿之圖』、『諸寮所之圖』についても、宗直の直筆画であると考えられます。宗直のこれら一連の著作は、裏松光世の『大内裏圖考證』に多大な影響を与えたといわれています。