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Bibliographic Record
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- Material Type
- 文書・図像類
- Author/Editor
- 諸井, 佳代子
- Author Heading
- Text Language Code
- jpn
- NDC
- Target Audience
- 一般
- Note (General)
- type:text研究種目:科学研究費補助金基盤研究(C)報告年度:1999年度研究課題番号:11670082研究概要:本研究では、リガンド刺激後見られる脱感作(耐性)/逆耐性発現におけるG蛋白質シグナル調節蛋白質(RGS)の関与とその調節機構を明らかにするための実験を行い、以下のような結果を得た。1.mRNAの組織分布が異なる4種のRGS、RGS4、RGS5、RGS9、RGS10およびそれらのN末欠損型cDNAを調製した。また、受容体脱感作に及ぼすRGS蛋白のリン酸化を検討するため、RGS5のセリン残基をアラニン残基に変えたミュータントを調製した。更にそれぞれのHis-tag付RGS蛋白を精製した。2.HEK293細胞に発現したRGS5及びRGS4蛋白の細胞内分布をそれぞれに対する抗体を用いて解析したところ、RGS5野生型はその60%が膜画分に分布するのに対して、N末欠損型RGS5はほぼ全量が可溶性画分に分布した。RGS4は野生型の場合、膜画分と可溶性画分両方に同等分布、N末欠損型は可溶性画分に70%の分布を示した。3.RGS5野生型およびN末欠損型蛋白はGi3α-サブユニットに対して同等のGAP活性とG蛋白質結合能(Gi3α,Goα,Gqαサブユニットと結合)を示した。RGSのリン酸化はRGSのGAP活性とG蛋白質結合能を低下させるようであった。4.RGS4、RGS5およびそれぞれのN末欠損体を培養細胞に発現させ、アンジオテンシン及びエンドセリン刺激で起きる細胞内Ca^+の移動量に及ぼす影響について検討した結果、細胞内Ca^+の移動量は、RGSの発現により容量依存的に抑制されることが観察された。N末欠損体RGS4では野生型に比べて抑制活性が弱いが、N末欠損型RGS5は膜結合が見られないにも関わらず高い抑制活性を示した。…
- Format (IMT)
- application/pdf