顔あげて現場へ往け

• Material Type: 図書
• ISBN: 4-7872-3139-1
• Title: 顔あげて現場へ往け
• Title Transcription: カオ アゲテ ゲンバ エ ユケ
• Author/Editor: 大月隆寛 著
• Author Heading: 大月, 隆寛, 1959- オオツキ, タカヒロ, 1959- ( 00181931 )Authorities
• Publication, Distribution, etc.: 東京 : 青弓社
• Publication Date: 1997.6
• Publication Date (W3CDTF): 1997
• Extent: 225p
• Size: 20cm
• Place of Publication (Country Code): JP
• Text Language Code: jpn
• Subject Heading: 民俗学 ミンゾクガク ( 00567699 )Authorities
• NDC 9th ed.: 380 : Customs, folklore and ethnology
• NDLC: GD1
• Target Audience: 一般
• Price: 2800円
• Holding library: 国立国会図書館
• Call No.: GD1-G57
• Data Provider (Database): 国立国会図書館 : 国立国会図書館蔵書; https://ndlsearch.ndl.go.jp
• Bibliographic ID (NDL): 000002594419; http://id.ndl.go.jp/bib/000002594419
• National Bibliography No. (JPNO): 98006940
• Cataloging Rule: Nippon Cataloguing Rules 1987 Revised Edition
• Bibliographic Record Category (NDL): 111

• Summary, etc.: 書くことの重さをひきずりながら、それでもなお「現場」に赴こうとする者たちに、取材・調査のあり方と、それを言葉として紡ぎ出す心得を説く。「場」の可能性を最大限に引き出し、読み手との往還を回復するための処方を模索する書。(Provided by: 出版情報登録センター（JPRO）)
• Author introduction: 大月 隆寛 1959年、東京都生まれ。1981年、早稲田大学法学部卒業。1986年、成城大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得。東京外国語大学助手を経て、国立歴史民俗博物館助教授。1997年３月、辞職。専攻、民俗学・民衆文化論。著書に、『厩舎物語』（日本エディタースクール出版部）、『民俗学という不...

Table of Contents

「現場」ということ「現場調査」という神話──民俗学的「経験」主義のありかについて　１　はじめに──柳田民俗学の情報収集力　２　主体性回復運動としての「地域民俗学」とその功罪　３　「現場調査」へのストラテジー　４　「調査項目」の悲喜劇──日本民俗学における埋め込まれた「読者」──民俗誌と記述に関するある本質について　１　民俗誌と記述を論じることの不自由　２　誰に向けての記述？　３　「書く」主体の分裂　４　「土地の人々」という神話　５　「読者」回復の必要「場」の可能性について・ノート──「調査」と記述の間に横たわる病いを超えるために「まるごと」の可能性──赤松啓介と民俗学の現在あとがき