日本比較文学会東京支部研究報告

• Material Type: 雑誌
• Title: 日本比較文学会東京支部研究報告
• Title Transcription: ニホン ヒカク ブンガクカイ トウキョウ シブ ケンキュウ ホウコク
• Volume: 1号-11号 2004年9月-2014年9月
• Author/Editor: 日本比較文学会東京支部 編
• Author Heading: 日本比較文学会 ニホン ヒカク ブンガッカイ ( 00347784 )Authorities
• Publication, Distribution, etc.: 東京 : 日本比較文学会東京支部
• Publication Date: 2004-2014
• Publication Date (W3CDTF): 2004-2014
• Year and volume of publication: 1号 (Sept. 2004)-11号 (Sept. 2014)
• Size: 21cm
• Place of Publication (Country Code): JP
• Text Language Code: jpn
• NDLC: ZK21
• Note (General): 本タイトル等は最新号による
• Holding library: 国立国会図書館
• Call No.: Z71-M361
• Data Provider (Database): 国立国会図書館 : 国立国会図書館蔵書; https://ndlsearch.ndl.go.jp
• Bibliographic ID (NDL): 000007489100; http://id.ndl.go.jp/bib/000007489100
• Cataloging Rule: Nippon Cataloguing Rules 1987 Revised Edition

Table of Contents

アンジェラ・カーターの欲望理論形成における日本文学・文化の影響 : 谷崎潤一郎と野坂昭如を中心に

ジョリス=カルル・ユイスマンスと田山花袋 : La-hautと『残雪』

有島武郎・森本厚吉のリヴィングストン理解について

高度成長期における「アメリカ」の文学表象 : 『抱擁家族』から『成熟と喪失 : "母"の崩壊』へ

中上健次『奇跡』における《現事実》の位相 : グリッド的思考(W.R. ビオン)からみた《語り》の磁場としての南方的想像力

文芸、この愛しきもの

ウルフ:平面の物語

ヘンリー・ジェイムズと有島武郎における<破滅する女>たち--イプセン『ヘッダ・ガブラー』を媒介として

漱石の漢詩における格律問題

日影丈吉の「崩壊」、「眠床鬼」と台湾

東京支部50回記念大会に際して思う : ごく初期のこと

比較文学の方法(第1回)比較は比較しないこと、その他について

戦前日本における「クオーレ」受容 : 国定国語教科書を中心に

明治期におけるジュール・ヴェルヌの移入

戦後の日本の文学者と宗教 : 武田泰淳・遠藤周作・小川国夫などをめぐって

追悼・福田陸太郎 アメリカ文学者と詩人としての福田陸太郎先生

追悼・剣持武彦 弔辞

鴎外「椋鳥通信」から『さへづり』へ--情報メディアと創作

井上靖の『おろしや国酔夢譚』--漂流民と日本語教育

福田恆存の「政治と文学」--D・H・ロレンスからの影響

大日本帝国「国語」教科書における欧米--「内地」と「朝鮮」の地理・風俗教材の比較を中心に

石川淳のアナーキズムからの影響

ヴィクトール・マルグリット『ラ・ギャルソンヌ』La Garconneの日本における受容とモダンガール

日本の翻訳とTranslation Studies

シンポジウム 映画の表現、文学の表現--比較文学からの視野

漱石と「ドラロッシの絵画」

ロシア語訳『源氏物語』をめぐって--〈語り〉と和歌の部分の翻訳を中心に

ジャポニズムにおける剽窃と擬態--ウィニーフレッド・イートンとバタフライ・ナラティブ

アカデミズムとジャーナリズムの狭間で--江藤淳のエドマンド・ウィルソン受容

遠藤周作と『深い河』(ディープ・リバー)--多元的な宗教観に至るまで

[日本比較文学会]学会創立60周年を回顧して

諏訪哲史『アサッテの人』におけるパウル・ツェラーンの想起と引用

アメリカにおける村上春樹の受容--Journal Reviewを中心に

フロベールとオリエント--『サラムボー』における「彼方」の世界

翻訳出版と翻訳家

北米移民地文芸--父翁久允の場合

宗教教育者としての田村直臣--アメリカ留学を中心に

国文学研究史と比較文学--久松潜一の場合を中心に

金子光晴のパリ

〈草の葉会〉と〈ウィルソン倶楽部〉の有島武郎と鶴見祐輔--新渡戸稲造を軸として

J・K・A・ムゼーウス著『ドイツ人の民話』紹介

疾風怒濤の「パミラ」--J・M・R・レンツ『軍人たち』のヒロイン

ヘンリー・ジェイムズの作品における〈不気味なもの〉について

F・スコット・フィッツジェラルドにおける、ロマンティシズムとオカルト

テキストに従属しない挿絵--挿絵本における「Beardsleyの効果」について

比較文学の方法(2)自己流〈比較文学〉と漱石研究

比較文学の方法(3)大正二年の翻訳文学が指し示したもの : 岩野泡鳴訳『表象派の文学運動』と生田長江訳『サラムボオ』を中心に

岡倉覚三と岡倉由三郎の英文著作をめぐって : The Book of TeaとThe Japanese Spiritを中心に

フランスにおける有島武郎『或る女』の受容と評価 : Arishima Takero, Cette femme-la (1926)とその周縁から

小林秀雄による<美術>の同時代的意義 : 初期『藝術新潮』を軸として

シンポジウム 演劇における身体と型(かた)

パネル報告1 歌舞伎の女方を考える--日英比較演劇学の視点から (シンポジウム 演劇における身体と型(かた))

パネル報告2 バレエ・リュスを成立させた身体観--イサドラ・ダンカンの受容を中心に (シンポジウム 演劇における身体と型(かた))

パネル報告3 ポール・クローデルと能--身体をめぐって (シンポジウム 演劇における身体と型(かた))

ミニシンポジウム 比較文学・文化研究と大学教育