西洋中世の罪と罰 : 亡霊の社会史

• Material Type: 図書
• ISBN: 978-4-06-292103-9
• Title: 西洋中世の罪と罰 : 亡霊の社会史
• Title Transcription: セイヨウ チュウセイ ノ ツミ ト バツ : ボウレイ ノ シャカイシ
• Author/Editor: 阿部謹也 著
• Series Title: 講談社学術文庫 ; 2103
• Author Heading: 阿部, 謹也, 1935-2006 アベ, キンヤ, 1935-2006 ( 00000107 )Authorities
• Publication, Distribution, etc.: 東京 : 講談社
• Publication Date: 2012.3
• Publication Date (W3CDTF): 2012
• Extent: 253p
• Size: 15cm
• Place of Publication (Country Code): JP
• Text Language Code: jpn
• Subject Heading: ヨーロッパ--社会--歴史--中世 ヨーロッパ シャカイ レキシ チュウセイ ( 00574335 )Authorities; 贖罪 ショクザイ ( 00572232 )Authorities
• NDC 9th ed.: 230.4 : General history of Europe
• NDLC: GG117
• Target Audience: 一般
• Price: 880円
• Holding library: 国立国会図書館
• Call No.: GG117-J46
• Data Provider (Database): 国立国会図書館 : 国立国会図書館蔵書; https://ndlsearch.ndl.go.jp
• Bibliographic ID (NDL): 023450175; http://id.ndl.go.jp/bib/023450175
• National Bibliography No. (JPNO): 22071661
• NS-MARC No.: 132071700
• Cataloging Rule: Nippon Cataloguing Rules 1987 Revised Edition
• Bibliographic Record Category (NDL): 111

• Summary, etc.: エッダ、サガ、『奇跡をめぐる対話』、『黄金伝説』、『贖罪規定書』などの資料を渉猟しながら、ヨーロッパの精神構造の根源へと迫る(Provided by: 出版情報登録センター（JPRO）)
• Author introduction: 阿部 謹也 （あべ きんや） 1935-2006。一橋大学経済学部卒業、同大学院社会学研究科博士課程修了。 一橋大学名誉教授・元学長。歴史学者。 著書に、『ハーメルンの笛吹き男 伝説とその世界』『「世間」とは何か』『「教養」とは何か』、『中世を旅する人びと』(サントリー学芸賞)、『中世の窓から』(...

Table of Contents

はじめに
第一章　古ゲルマン社会の亡者たち
　生者が墓に入る話／殺しのフラップが死んで幽霊に出ること／死者が妊娠すること／ソーロールヴ・ヒンケフスの話／荒野の軍勢／生者が死者を裁く／古アイスランド人の生と死／墓荒らしと墓塚の住人
第二章　死者の国と死生観
　死者の三つの国／エッダ神話にみる彼岸のイメージ／聖なる山／栄光と名誉／死を恐れない理由／徘徊する亡者たち／彼岸の使者としての亡霊／亡霊の現れる場所／キリスト教に追われる土地の守護霊
第三章　キリスト教の浸透と死者のイメージの変化
　古代ローマ人と死者／キリスト教における死後のイメージ／中世教会と亡霊／中世の死者供養／『黄金伝説』
第四章　中世民衆文化研究の方法と『奇跡をめぐる対話』
　中世の民衆文化／エリートのための文献と民衆のための文献／『奇跡をめぐる対話』／死にゆく人の四つの型／修道院の秩序と天国の秩序／金銭の副葬／民衆教化の手段としての告白と説教／死者の報い／地獄の食事／煉獄の誕生
第五章　罪の意識と国家権力の確立
ほか