翻訳がつくる日本語 : ヒロインは「女ことば」を話し続ける

• Material Type: 図書
• ISBN: 978-4-7684-7951-3
• Title: 翻訳がつくる日本語 : ヒロインは「女ことば」を話し続ける
• Title Transcription: ホンヤク ガ ツクル ニホンゴ : ヒロイン ワ オンナコトバ オ ハナシツズケル
• Author/Editor: 中村桃子 著
• Author Heading: 中村, 桃子, 1955- ナカムラ, モモコ, 1955- ( 00199165 )Authorities
• Publication, Distribution, etc.: 東京 : 白澤社; 東京 : 現代書館 (発売)
• Publication Date: 2013.8
• Publication Date (W3CDTF): 2013
• Extent: 205p
• Size: 19cm
• Place of Publication (Country Code): JP
• Text Language Code: jpn
• Subject Heading: 日本語--位相 ニホンゴ イソウ ( 00568397 )Authorities; 翻訳 ホンヤク ( 00563405 )Authorities
• NDC 9th ed.: 814.9 : Nipponese--Vocabularies
• NDLC: KF115
• Target Audience: 一般
• Price: 2000円
• Holding library: 国立国会図書館
• Call No.: KF115-L3
• Data Provider (Database): 国立国会図書館 : 国立国会図書館蔵書; https://ndlsearch.ndl.go.jp
• Bibliographic ID (NDL): 024700473; http://id.ndl.go.jp/bib/024700473
• National Bibliography No. (JPNO): 22287358
• TOHAN MARC No.: 32960933
• Cataloging Rule: Nippon Cataloguing Rules 1987 Revised Edition
• Bibliographic Record Category (NDL): 111

• Summary, etc.: 洋画のヒーローたちは、日本人男性が話さない「男ことば」をキザに、気さくに話し、名作の黒人たちは「方言」で話している。翻訳を通して日本語の特徴を明らかにする、新しい視点の日本語論。(Provided by: サピエ図書館資料検索)
• Author introduction: 中村 桃子 関東学院大学教授。博士。専攻は言語学。著書に、『ことばとフェミニズム』『ことばとジェンダー』（以上、勁草書房）、『「女ことば」はつくられる』（ひつじ書房）、『〈性〉と日本語──ことばがつくる女と男』（ＮＨＫブックス）、『女ことばと日本語』（岩波新書）ほか。共著にJapanese Lang...

Table of Contents

第Ⅰ部　翻訳の不思議　１　西洋ヒロインは「女ことば」を話し続ける　２　西洋の若者は「気さくな男ことば」で語る　３　黒人が話す「方言」

第Ⅱ部　翻訳を考える　４　言葉づかいとアイデンティティ　５　翻訳が支える日本語らしさ──「女ことば」　６　翻訳がつくりだす他者のことば──「男ことば」　７　翻訳が再生産する差別──「方言」の場合

第Ⅲ部　翻訳から変わる日本語　８　親疎で使い分ける「女ことば」と「標準語」　９　女性らしさだけじゃない「女ことば」　10　一九七〇年代洋画字幕に見る強い女の「女ことば」　11　翻訳を楽しむ