角倉一族とその時代

• Material Type: 図書
• ISBN: 978-4-7842-1797-7
• Title: 角倉一族とその時代
• Title Transcription: スミノクラ イチゾク ト ソノ ジダイ
• Author/Editor: 森洋久 編
• Author Heading: 森, 洋久, 1968- モリ, ヒロヒサ, 1968- ( 00940896 )Authorities
• Publication, Distribution, etc.: 京都 : 思文閣出版
• Publication Date: 2015.7
• Publication Date (W3CDTF): 2015
• Extent: 617,5p
• Size: 22cm
• Place of Publication (Country Code): JP
• Text Language Code: jpn
• Subject Heading: 角倉 (家) (京都市) スミノクラ (ケ) (キョウトシ) ( 001213362 )Authorities
• NDC 9th ed.: 288.3 : Genealogy. Family history
• NDLC: GK13
• Target Audience: 一般
• Price: 8800円
• Holding library: 国立国会図書館
• Call No.: GK13-L496
• Data Provider (Database): 国立国会図書館 : 国立国会図書館蔵書; https://ndlsearch.ndl.go.jp
• Bibliographic ID (NDL): 026580732; http://id.ndl.go.jp/bib/026580732
• National Bibliography No. (JPNO): 22632385
• TOHAN MARC No.: 33315635
• Cataloging Rule: Nippon Cataloguing Rules 1987 Revised Edition
• Bibliographic Record Category (NDL): 111

• Contents: はじめに / 森洋久 著角倉了以・素庵の人物像 / 若松正志 著土倉としての角倉 / 河内将芳 著...
• Summary, etc.: 了以・素庵による朱印船貿易、高瀬川・保津川・富士川の開削――、近世角倉一族は大商人・事業家として広く知られている。しかし本姓が吉田で一族の本流は医家であること、「角倉」の名は京都・嵯峨の地での土倉・酒屋業に由来すること、またその一族が美麗な木版摺刊本・嵯峨本の出版、和算の発展に果たした文化的な功績、...

Table of Contents

第一部　吉田・角倉家の系譜 <br/><br/>第一章 はじめに―本書のめざすところ―　森　洋久 <br/>第二章 角倉了以・素庵の人物像―近世～近現代に強調された側面―　若松正志 <br/>第三章 土倉としての角倉―角倉吉田と「嵯峨土倉中」―　河内将芳 <br/>第四章 角倉家と公家・武家・寺社との関係―中世における―　河内将芳 <br/>第五章 幕府上方支配における幕臣・京角倉家と嵯峨角倉家　菅　良樹 <br/><br/><br/>第二部 吉田家の医業 <br/><br/>第一章 近江の吉田家と京都進出に関する仮説　奥澤康正 <br/>第二章 医家吉田家の家系図と人物像　奥澤康正 <br/>第三章 患者としての角倉了以と素庵・光由の病　奥澤康正 <br/>第四章 吉田・角倉一族の人びとの平均寿命の比較　奥澤康正 <br/>第五章 吉田称意館が所有した医学関係書　奥澤康正 <br/>第六章 嵯峨医学舎　奥澤康正 <br/><br/><br/>第三部 社会基盤と角倉 <br/><br/>第一章 土木技術 <br/>　第一節 高瀬川　福本和正 <br/>　第二節 資料紹介：高瀬川の発掘調査成果　鈴木久男 <br/>　第三節 菖蒲谷池隧道　福本和正 <br/>　第四節 森幸安の地誌・地図に記された角倉関連情報　辻垣晃一 <br/>　第五節 穴太衆積み　粟田純司 <br/>　第六節 洛西・嵯峨野の庭園とその技法　金久孝喜 <br/>第二章 水運 <br/>　第一節 保津川下り船頭の操船技術と精神―角倉伝来の技術を継承する保津川船頭の仕事から―　豊田知八 <br/>　第二節 保津川下り―江戸時代に観光としての保津川下りはあったのか―　上林ひろえ <br/>　第三節 嵯峨嵐山の薪炭商小山家について　鈴木久男 <br/>　第四節 富士川舟運について　石川武男 <br/>　第五節 近世オランダにおける水運事業と測量　中澤　聡 <br/>第三章 御土居藪と角倉与一　中村武生 <br/><br/><br/>第四部 海外貿易と船の技術 <br/><br/>第一章 清水寺の角倉船絵馬　坂井輝久 <br/>第二章 角倉家と朱印船貿易　佐久間貴士 <br/>第三章 了以・素庵父子の生涯―安南貿易と治水事業を軸にして―　葉山美知子 <br/>第四章 朱印船時代における「日本前」船と南シナ海の造船事情　金子　務 <br/><br/><br/>第五部 算術 <br/><br/>第一章 『塵劫記』から和算へ　小寺　裕 <br/>第二章 吉田光由と続く数学者　鳴海　風 <br/>第三章 近世の暦と天文学　小林龍彦 <br/>第四章 西洋数学と和算　森　洋久 <br/><br/><br/>第六部 嵯峨本と古活字 <br/><br/>第一章 嵯峨本の特徴と魅力について　林　　進 <br/>第二章 嵯峨本の世界　高木浩明 <br/>第三章 嵯峨本　謡本　伊海孝充 <br/>第四章 〈嵯峨本〉以前の古活字版について　森上　修 <br/><br/>角倉研究プロジェクト　研究発表一覧 <br/><br/>執筆者紹介<br/>