東アジア民法学と災害・居住・民族補償 : 民法理論研究 第5巻. 前編 (総論,アイヌ民族補償,臨床法学教育)

• Material Type: 図書
• ISBN: 978-4-7972-6739-6
• Title: 東アジア民法学と災害・居住・民族補償 : 民法理論研究 第5巻
• Title Transcription: ヒガシアジア ミンポウガク ト サイガイ キョジュウ ミンゾク ホショウ : ミンポウ リロン ケンキュウ
• Volume: 前編 (総論,アイヌ民族補償,臨床法学教育)
• Author/Editor: 吉田邦彦 著
• Series Title: 学術選書 ; 139. 民法
• Author Heading: 吉田, 邦彦, 1958- ヨシダ, クニヒコ, 1958- ( 00210851 )Authorities
• Publication, Distribution, etc.: 東京 : 信山社
• Publication Date: 2015.7
• Publication Date (W3CDTF): 2015
• Extent: 329,53p
• Size: 22cm
• Place of Publication (Country Code): JP
• Text Language Code: jpn
• Subject Heading: 不法行為--法令 フホウ コウイ ホウレイ ( 001203648 )Authorities; 損失補償 ソンシツホショウ ( 00571419 )Authorities; 法学教育 ホウガクキョウイク ( 01056308 )Authorities
• NDC 9th ed.: 324 : Civil law
• NDLC: A811; A821
• Target Audience: 一般
• Note (Bibliography): 索引あり
• Price: 10000円
• Holding library: 国立国会図書館
• Call No.: A811-L58
• Data Provider (Database): 国立国会図書館 : 国立国会図書館蔵書; https://ndlsearch.ndl.go.jp
• Bibliographic ID (NDL): 026606786; http://id.ndl.go.jp/bib/026606786
• National Bibliography No. (JPNO): 22644669
• TOHAN MARC No.: 33316147
• Cataloging Rule: Nippon Cataloguing Rules 1987 Revised Edition
• Bibliographic Record Category (NDL): 111

• Contents: 二一世紀の日中不法行為法の諸課題日韓民事法の課題日台民法学比較と近時の改正論議の問題状況...
• Summary, etc.: 現代の法学・教育問題に切り込む(Provided by: 出版情報登録センター（JPRO）)
• Author introduction: 吉田 邦彦 1958年岐阜県生まれ、1981年東京大学法学部卒業、現在、北海道大学大学院法学研究科教授、法学博士（東京大学）(Provided by: 出版情報登録センター（JPRO）)

Table of Contents

はしがき<br/><br/>◇第一部　東アジアの民法学・不法行為法・補償問題◇<br/><br/>第一章　二一世紀の日中不法行為法の諸課題─中国における法制定を契機に─ <br/>　第一節　はじめに─本章の課題<br/>　第二節　従来の動向─日本不法行為法からの示唆<br/>　第三節　中国不法行為法〔侵権責任法〕瞥見<br/>　第四節　具体的考察─例示的に<br/>　第五節　総論的考察<br/><br/>第二章　日韓民事法の課題─とくに不法行為法の諸問題─<br/>　第一節　自己紹介─近時行ってきたこと<br/>　第二節　問題関心<br/>　第三節　報告対象─附:最近の日本の民法改正（債権法改正）の論議瞥見<br/>　第四節　不法行為法の具体的課題<br/>　第五節　原理的・理論的課題<br/>　第六節　司法の役割<br/><br/>第三章　日台民法学比較と近時の改正論議の問題状況<br/>　はじめに<br/>　第一節　台湾民法学の特色<br/>　第二節　「民法理論研究」の視角からの台湾民法学への問いかけ<br/>　第三節　近時の日本民法（債権法）改正論議の問題点<br/>　第四節　結　　び<br/><br/>第四章　人種差別に関わる民法（不法行為法）と国際人権法<br/>　第一節　近時の人種差別による不法行為事例<br/>　第二節　判例への若干のコメント<br/>　第三節　人種差別撤廃条約、国際人権規約などの国際法の意義<br/><br/>第五章　日韓補償問題と民法（不法行為法・時効法）<br/>　第一節　はじめに<br/>　第二節　補償問題総論<br/>　第三節　各論的な日韓補償問題<br/>　第四節　結　　び<br/><br/>◇第二部　先住民族補償・奴隷補償◇<br/><br/>第六章　アイヌ先住民族補償と民法学<br/>　第一節　はじめに（問題意識）―研究の経緯及び近時の状況への所感（具体的論点及び最近の注目すべき事実から）<br/>　第二節　アイヌ民族の歴史（幾重もの「所有侵害のくびき」）─土地問題を中心に<br/>　第三節　近時の民法的諸問題<br/>　第四節　「補償」の観点からの再検討・再構成<br/>　第五節　終わりに─アイヌ政策の展開の立法プロセスの問題と将来の課題<br/><br/>第七章　アパルトヘイト廃止後の非所有者の所有法・知的所有法の展開─南アフリカ法学見聞記<br/>　第一節　はじめに<br/>　第二節　南アフリカ批判法学の拠点─バン・デル・バルト教授の所有法学<br/>　第三節　知的所有権〔知的財産権〕（特許権）における先住民族の遺伝資源利益の強化─南アフリカＣＳＩＲの試み<br/>　第四節　結び─日本の所有法学への示唆<br/><br/>第八章　カリブ諸国の奴隷補償（国際補償）問題─ジャマイカ・ハイチを中心にして<br/>　第一節　はじめに─カリブ諸国の特徴<br/>　第二節　奴隷貿易・奴隷労働の実態<br/>　第三節　補償請求の動き<br/>　第四節　イギリスなどヨーロッパ諸国側の補償拒否の論拠とその批判的検討<br/>　第五節　結び─奴隷補償の特色<br/><br/>補論　貧困・被災コミュニティ再生と臨床法学教育<br/>　第一節　プエルトリコ・サンファンでの米臨床法学会（及び貧困地区マルティン・ペーニャ訪問）報告<br/>　第二節　日米ロースクール教育における深淵─ハーバード・ロースクール気質<br/>　第三節　何故マイアミ大学ロースクールなのか？<br/>　第四節　民法学として学ぶべきこと、臨床法学教育、災害ボランティア─弘前大学ワークショップに参加して<br/><br/>APPENDIX（巻末）<br/>Reparations and Reconciliation in East Asia as a Hot Issue of Tort Law in the 21st Century: Case Studies, Legal Issues, and Theoretical Framework*<br/>Property Law Policy for the Indigenous Ainu People in Japan and the Unresolved Issue of Reparations<br/><br/>事項索引（巻末）