大元帥昭和天皇

• Material Type: 図書
• ISBN: 978-4-480-09971-6
• Title: 大元帥昭和天皇
• Title Transcription: ダイゲンスイ ショウワ テンノウ
• Author/Editor: 山田朗 著
• Series Title: ちくま学芸文庫 ; ヤ29-1
• Author Heading: 山田, 朗, 1956- ヤマダ, アキラ, 1956- ( 00209713 )Authorities
• Publication, Distribution, etc.: 東京 : 筑摩書房
• Publication Date: 2020.7
• Publication Date (W3CDTF): 2020
• Extent: 450p
• Size: 15cm
• Place of Publication (Country Code): JP
• Text Language Code: jpn
• Subject Heading: 日中戦争 (1937-1945) ニッチュウセンソウ (1937-1945) ( 00568576 )Authorities; 太平洋戦争 (1941-1945) タイヘイヨウセンソウ (1941-1945) ( 00572512 )Authorities; 昭和天皇, 1901-1989 ショウワ テンノウ, 1901-1989 ( 00083479 )Authorities; 統帥権 トウスイケン ( 00573375 )Authorities
• NDC 10th ed.: 210.7 : General history of Japan
• NDLC: GB521
• Bibliography of Persons in Modern Japanese Politics: 昭和天皇（1901-1989）; undefined：昭和天皇の主要軍務年表 pp.415-419; 東条英機（1884-1948） undefined：東條英機Open all of these items
• Target Audience: 一般
• Note (General): 新日本出版社 1994年刊の再刊
• Note (Bibliography): 文献あり 年表あり
• Price: 1500円
• Holding library: 国立国会図書館
• Call No.: GB521-M56
• Data Provider (Database): 国立国会図書館 : 国立国会図書館蔵書; https://ndlsearch.ndl.go.jp
• Bibliographic ID (NDL): 030487373; http://id.ndl.go.jp/bib/030487373
• National Bibliography No. (JPNO): 23434498
• TOHAN MARC No.: 34087975
• Cataloging Rule: Nippon Cataloguing Rules 1987 Revised Edition
• Bibliographic Record Category (NDL): 111

• Summary, etc.: 昭和天皇は、豊富な軍事知識と非凡な戦略・戦術眼の持ち主でもあった。軍事を総攬する大元帥としての積極的な戦争指導の実像を描く。解説 茶谷誠一(Provided by: 出版情報登録センター（JPRO）)

Table of Contents

まえがき／第I章　大元帥への道／１　軍人としての昭和天皇の生い立ち／２　大元帥としての自覚──摂政時代の転換／３　大元帥としての天皇の役割／第II章　大陸への膨張と昭和天皇／一　代替わり＝大元帥・昭和天皇の誕生／１　大元帥の誕生と大礼特別観兵式／２　張作霖爆殺と田中義一内閣の崩壊／二　満州事変、二・二六事件と天皇／１　満州事変と天皇／２　二・二六事件と天皇の怒り／三　日中全面戦争と大本営の設置／１　日中戦争の全面化／２　最高統帥機関としての大本営の設置／３　国策決定のための御前会議／４　天皇の「御下問」「御言葉」の効き目／四　南進・膨張戦略と天皇／１　日中戦争の泥沼化／２　天皇の下問による「昭和十四年度帝国海軍作戦計画」の変更／３　仏印進駐・日タイ軍事協定問題／４　南部仏印進駐・関特演／第III章　アジア太平洋戦争における天皇の戦争指導／一　開戦決定と天皇とのかかわり／１　開戦に躊躇する昭和天皇／２　九月六日の御前会議／３　統帥部の説得と天皇の開戦論への傾斜／４　天皇の意思を尊重しようとした東條英機／二　天皇による積極作戦の要求／１　諸戦の戦況と戦争指導方針の転換／２　フィリピン戦にたいする天皇の作戦督促／３　占領地行政・外交・作戦、多岐に及ぶ天皇の発言／４　ミッドウェー海戦の敗北／５　ドイツに幻惑された再度の戦略転換／三　ソロモン・ニューギニアをめぐる激戦／１　ガダルカナル島攻防戦と天皇の督戦／２　東部ニューギニアと中部ソロモン諸島をめぐる攻防戦／四　天皇による決戦の要求／１　アッツ島の玉砕と天皇の決戦要求／２　ソロモンでの海上決戦の要求／３　攻勢防御論への転換＝「絶対国防圏」の設定／第IV章　敗戦と天皇／一　戦況の悪化を憂慮する天皇／１　戦力格差の広がりと戦争指導方針の動揺／２　東條英機への天皇の信任／３　サイパン決戦／二　戦況上奏の実態／１　統帥部による天皇への戦況報告／２　台湾沖航空戦における幻の「大戦果」／３　フィリピン沖海戦における大損害／三　本土決戦方針と聖断シナリオ／１　決戦後講和論への執着／２　聖断シナリオの形成と発動／３　占領と天皇／あとがき──昭和戦争史に果たした天皇の役割とその戦争責任／ちくま学芸文庫版あとがき／昭和天皇の主要軍務年表／付表１　陸軍統帥部による天皇への作戦上奏／付表２　海軍統帥部による上奏（一九四四年）一〇月～一二月／参考文献一覧／解説　茶谷誠一