慶応三年生まれ七人の旋毛曲り : 漱石・外骨・熊楠・露伴・子規・紅葉・緑雨とその時代

• Material Type: 図書
• ISBN: 978-4-06-522275-1
• Title: 慶応三年生まれ七人の旋毛曲り : 漱石・外骨・熊楠・露伴・子規・紅葉・緑雨とその時代
• Title Transcription: ケイオウ サンネン ウマレ シチニン ノ ツムジマガリ : ソウセキ ガイコツ クマグス ロハン シキ コウヨウ リョクウ ト ソノ ジダイ
• Author/Editor: 坪内祐三 [著]
• Series Title: 講談社文芸文庫 ; つL1
• Author Heading: 著者 ： 坪内, 祐三, 1958-2020 ツボウチ, ユウゾウ, 1958-2020 ( 00554594 )Authorities
• Publication, Distribution, etc.: 東京 : 講談社 (出版)
• Publication Date: 2021.1
• Publication Date (W3CDTF): 2021
• Extent: 739p
• Size: 16cm
• Place of Publication (Country Code): JP
• Text Language Code: jpn
• Content Type: テキスト
• Media Type: 機器不用
• Carrier Type: 冊子
• Subject Heading: 文学者--日本--歴史--明治時代 ブンガクシャ ニホン レキシ メイジジダイ ( 00941362 )Authorities; 日本文学--歴史--明治時代 ニホンブンガク レキシ メイジジダイ ( 00568370 )Authorities
• NDC 10th ed.: 910.261 : Japanese literature
• NDLC: KG314
• Target Audience: 一般
• Note (General): 新潮文庫 2011年刊の再刊
• Note (Bibliography): 著作目録あり 年譜あり
• Price: 2700円
• Holding library: 国立国会図書館
• Call No.: KG314-M9
• Data Provider (Database): 国立国会図書館 : 国立国会図書館蔵書; https://ndlsearch.ndl.go.jp
• Bibliographic ID (NDL): 031185856; http://id.ndl.go.jp/bib/031185856
• National Bibliography No. (JPNO): 23481928
• TOHAN MARC No.: 34155619
• Cataloging Rule: Nippon Cataloging Rules 2018 Edition
• Bibliographic Record Category (NDL): 111

• Summary, etc.: 夏目漱石、宮武外骨、南方熊楠、幸田露伴、正岡子規、尾崎紅葉、斎藤緑雨が織りなす青春と明治前半期の世相を活写する傑作文芸評論。(Provided by: 出版情報登録センター（JPRO）)
• Author introduction: 坪内 祐三 坪内祐三（つぼうち・ゆうぞう） 評論家。1958年、東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒業、同大学院修士課程修了。雑誌「東京人」の編集者、フリー編集者を経て執筆活動を始める。書評、文芸評論、社会評論、映像、演劇、相撲などさまざまな分野に関心を寄せ、つねに独自の視点から恐るべき記憶力を駆使し...

Table of Contents

エージャナイカと神経衰弱／二つの誕生日を持つ男たち／漱石や子規が転校した理由／英語と漢文の間で／自由民権運動の時代に／熊楠、子規の上京と賄征伐
七人男、東京に揃う／『当世書生気質』と『小説神髄』／学制改革が二葉亭を作家にした／外骨が『頓智協会雑誌』を創刊する／露伴という号の由来と子規の句／『我楽多文庫』と『都の花』／女学生ブームの中で／『露団々』が世に出るまで
大日本帝国憲法発布／紅露時代の幕開け／緑雨の「小説八宗」と熊楠の『珍事評論』／正岡常規、喀血し正岡子規となる／漱石と子規の交流。紅葉・露伴、読売新聞入社／尾崎紅葉と文士劇のはじまり／第三回内国勧業博覧会開催される／獄中の外骨と露伴・漱石の憂鬱
紅葉館熱と東京専門学校文学科の創設／正直正太夫死す／露伴の引っ越し、紅葉の引っ越し／恋愛は神聖か肉交か／驚異の新人、森鴎外／明治二十四年の夏休み／作家志望の若者たち／子規と露伴の出会い／二つの英訳『方丈記』
漱石の「中学改良策」／子規の入社と外骨の出獄／紅葉の覆面小説と『万朝報』の創刊／郡司大尉の千島行きと二つの月ケ瀬紀行／外骨の『文明雑誌』と子規の「文界八つあたり」／北村透谷と『文学界』の「怒れる若者たち」
英文学士・夏目金之助誕生する／外骨の細川家騒動とロンドンの熊楠／正岡子規の「おくのほそ道」紀行／三文字屋金平の『文学者となる法』／内田魯庵と尾崎紅葉をめぐる因縁／紅葉もスランプ、露伴もスランプ／正岡子規の二つの新聞小説
あとがき
ここまでは描きたかった　――文庫版あとがきに代えて
解説
年譜
著書目録