世界マネーの内幕 : 国際政治経済学の冒険

• Material Type: 図書
• ISBN: 978-4-480-07465-2
• Title: 世界マネーの内幕 : 国際政治経済学の冒険
• Title Transcription: セカイ マネー ノ ウチマク : コクサイ セイジ ケイザイガク ノ ボウケン
• Author/Editor: 中尾茂夫 著
• Series Title: ちくま新書 ; 1642
• Author Heading: 著者 ： 中尾, 茂夫, 1954- ナカオ, シゲオ, 1954- ( 00176001 )Authorities
• Publication, Distribution, etc.: 東京 : 筑摩書房 (出版)
• Publication Date: 2022.3
• Publication Date (W3CDTF): 2022
• Extent: 397p
• Size: 18cm
• Place of Publication (Country Code): JP
• Text Language Code: jpn
• Content Type: テキスト
• Media Type: 機器不用
• Carrier Type: 冊子
• Subject Heading: 国際金融 コクサイキンユウ ( 00566413 )Authorities; 国際経済 コクサイケイザイ ( 00566411 )Authorities
• NDC 10th ed.: 338.9 : Financial economics. Banks and trusts
• NDLC: DE141
• Target Audience: 一般
• Price: 1150円
• Holding library: 国立国会図書館
• Call No.: DE141-M31
• Data Provider (Database): 国立国会図書館 : 国立国会図書館蔵書; https://ndlsearch.ndl.go.jp
• Bibliographic ID (NDL): 032002007; http://id.ndl.go.jp/bib/032002007
• National Bibliography No. (JPNO): 23688494
• TOHAN MARC No.: 34313697
• Cataloging Rule: Nippon Cataloging Rules 2018 Edition
• Bibliographic Record Category (NDL): 111

• Summary, etc.: 第二次大戦以降、国際金融を影で動かしてきたものの歴史を繙き徹底検証。剥き出しのマネーパワーに翻弄されてきた日本が置かれた状況の真実を明らかにする。(Provided by: 出版情報登録センター（JPRO）)
• Author introduction: 中尾 茂夫 1954年生まれ。国際金融研究家・著述家。経済学博士。大阪と東京での39年の大学教員生活をへて現在に至る。海外ではシカゴ連邦準備銀行やタイNIDA等で客員研究員、西ミシガン大学や中国人民大学等で客員教授、国内では、NHKやJBIC（国際協力銀行）で調査主査を務める。主な著書に、『ジャパン...

Table of Contents

序章　二〇〇八年と二〇二一年／１　市場の光景／２　「歴史の記憶」の見直し／３　サイード、ポンス、そして清張／第一章　マネーの動きを追う／１　浮上した分配問題／２　不良債権処理の加速／３　もう一つの催促──米国債購入／４　市場の主役──投資ファンド／５　ボルカー・ショックとは何か／６　ストレンジの言う「構造的権力」／７　アジアは「構造的権力」のパラドックスか？／８　市場構造の三つの変容／コラムi　階層意識とは何か／第二章　リーマンショックで起きていたこと／１　シャドー・バンキングの真相／２　アメリカンドリームの黄昏／３　日本の家計負債の維持可能性／４　市場と社会をどう見るか／コラムii　住宅ローンと賃貸借の経験／第三章　世界マネーフローの政治経済学／１　日米中トライアングルの攻防／２　大西洋を跨ぐ巨大マネー／３　明かされるタックス・ヘイブンの匿名口座／４　ベルリン・コンセンサスとユーロの戦略／５　日本的風土へ吹く風／６　アジア市場からの風／コラムiii　為替リスクに学ぶ／第四章　国際金融の戦後史／１　米ドルとヨーロッパ復興／２　帝国の「解体」と再編／３　「旧帝国」の逆襲──ユーロ・ドル市場の登場／コラムiv　情報空間の虚実を考える／第五章　マネーから眺めた近代／１　節欲か、貪欲か？／２　「脱中世」のヨーロッパ近代／３　オランダの金融力──東インド会社／４　日本的近代とは何か／５　部族社会──変わらぬ風土／６　国際金融都市待望論の席巻／コラムv　日本的人脈を思う／終章　松本清張は何を考えていたか／１　共通点は司令塔の機能不全／２　世界は群雄割拠／３　司令塔の瓦解／４　戦略なきトップ／５　戦後の残響／６　「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」