アスリート盗撮

• Material Type: 図書
• ISBN: 978-4-480-07503-1
• Title: アスリート盗撮
• Title Transcription: アスリート トウサツ
• Author/Editor: 共同通信運動部 編
• Series Title: ちくま新書 ; 1684
• Author Heading: 編者 ： 共同通信社 キョウドウ ツウシンシャ ( 00260048 )Authorities
• Publication, Distribution, etc.: 東京 : 筑摩書房 (出版)
• Publication Date: 2022.9
• Publication Date (W3CDTF): 2022
• Extent: 318p
• Size: 18cm
• Place of Publication (Country Code): JP
• Text Language Code: jpn
• Content Type: テキスト
• Media Type: 機器不用
• Carrier Type: 冊子
• Subject Heading: 性犯罪--日本 セイハンザイ ニホン ( 00960201 )Authorities; 運動選手--日本 ウンドウセンシュ ニホン ( 00980032 )Authorities
• NDC 10th ed.: 368.64 : Social pathology
• NDLC: EF91
• Target Audience: 一般
• Price: 980円
• Holding library: 国立国会図書館
• Call No.: EF91-M179
• Data Provider (Database): 国立国会図書館 : 国立国会図書館蔵書; https://ndlsearch.ndl.go.jp
• Bibliographic ID (NDL): 032347879; http://id.ndl.go.jp/bib/032347879
• National Bibliography No. (JPNO): 23749433
• TOHAN MARC No.: 34380001
• Cataloging Rule: Nippon Cataloging Rules 2018 Edition
• Bibliographic Record Category (NDL): 111

• Summary, etc.: ２０２０年１０月、アスリートの性的画像問題についての第一報が配信された。ＪＯＣや警察を動かし、社会的なうねりを巻き起こした調査報道の舞台裏から、法制度整備の動きや盗撮加害者の実態解明までを綴る。(Provided by: サピエ図書館資料検索)
• Author introduction: 共同通信運動部 共同通信運動部鎌田理沙（かまた・りさ）1995年生まれ。早稲田大卒。2019年入社。松江支局で県警取材などを経て20年本社運動部へ異動。現在は名古屋支社運動部。品川記者らと報道したアスリートの性的画像問題で21年度新聞協会賞候補に。品川絵里（しながわ・えり）1996年生まれ。慶応大卒...

Table of Contents

はじめに　鎌田理沙／第一章　アスリート盗撮を世に問う　鎌田理沙／I　勘違いからの出発点／怪しい男性？／「隠し撮り、よくあるんですよ」／コロナ禍の社員寮／焦りから作戦会議／II　アスリート委員会から意見書／ネット世界に広がる被害／女性選手二人が被害取りまとめ／III　日本陸連、そしてＪＯＣへ／意見書作成へアクション開始／声を上げた陸上選手／ユニホームに選択肢を／弁護士も全面協力／腰を上げた日本陸連／隠し撮りは「盗撮」か／IV　第一報を全国メディアに配信／国内競技団体の苦悩／赤外線の隠し撮り対策を続けるスポーツメーカー／それぞれの対策とジレンマ／「性的画像」という表現／第二章　ニュースの反響　鎌田理沙／I　一カ月後に共同声明、海外にも動き／山下ＪＯＣ会長と“勉強会”／ドイツの体操選手、ボディースーツで性的画像に抗議／II　日本陸連アスリート委員長の高平慎士さんに聞く／ユニホームの選択肢も必要／規制よりルールを／III　学生陸上にも被害、無観客ライブ配信／IV　声を上げた陸上選手、問題提起の意義／情報発信に不安も／モラルの欠如／感じる変化／情報発信元の開示請求を／V　競技団体アンケート、三割が被害認識／モラルの境界線／事例Ａ　チアリーダー　品川絵里／甲子園出場校へアンケート。チアリーダーも盗撮被害に／選抜の現場／第三章　ＪＯＣと警察組織　益吉数正／I　ＪＯＣ中心に対外発信、情報提供窓口設置／七団体による声明、ポスター作成／相談から一カ月余り、二次被害リスクも考慮／予想を超える通報、半月で三〇〇件／II　警視庁が協力を申し出／ＪＯＣ情報を基に全国初の逮捕者／大きな反響「抑止力を高める第一歩」／ネットから撤退の動きも／III　初の立件、全国に波及／名誉毀損で初の摘発／京都府警、異例の摘発／IV　ＪＯＣ籾井常務インタビュー／嫌だって言っていい／競技によって違う被害状況／ネットの怖さ、警察と情報は共有／逮捕、法整備だけがゴールではない／V　東京五輪での取り組み／入場者の禁止行為に明記／東京五輪前後で情報提供が倍増、二五〇〇件に／未来に生かせるか／第四章　盗撮罪をめぐる動き　品川絵里／I　法整備の欠陥／なぜ立法化が必要なのか／「盗撮」を取り締まる法律がない／「撮影の罪」を巡る論点／一九六四年東京五輪を契機にできた東京都の条例／航空業界、塾、芸能界も／II　性犯罪の法改正検討会／ユニフォーム姿は対象から除外／海外の事例／韓国での水泳大会で逮捕例も／III　シンポジウムの開催へ／競技者として／メディアとして／指導者として／すべての撮影が悪いわけではない／IV　上谷さくら弁護士インタビュー／罪の意識が低い／盗撮と通常撮影の難しい線引き／被害は日常的／法律は多数決で決まる／取り締まる難しさ／刑が重くなれば抑止力に／事例Ｂ　サンバ　品川絵里／サンバダンサーも盗撮対象に／他