「東京文学散歩」を歩く

• Material Type: 図書
• ISBN: 978-4-480-07567-3
• Title: 「東京文学散歩」を歩く
• Title Transcription: トウキョウ ブンガク サンポ オ アルク
• Author/Editor: 藤井淑禎 著
• Series Title: ちくま新書 ; 1738
• Author Heading: 著者 ： 藤井, 淑禎, 1950- フジイ, ヒデタダ, 1950- ( 00196167 )Authorities
• Publication, Distribution, etc.: 東京 : 筑摩書房 (出版)
• Publication Date: 2023.7
• Publication Date (W3CDTF): 2023
• Extent: 251p
• Size: 18cm
• Place of Publication (Country Code): JP
• Text Language Code: jpn
• Content Type: テキスト
• Media Type: 機器不用
• Carrier Type: 冊子
• Subject Heading: 日本文学--歴史--明治以後 ニホンブンガク レキシ メイジイゴ ( 00568369 )Authorities; 東京都--紀行 トウキョウト キコウ ( 00573232 )Authorities; 新東京文学散歩 シン トウキョウ ブンガク サンポ ( 033058077 )Authorities; 野田, 宇太郎, 1909-1984 ノダ, ウタロウ, 1909-1984 ( 00056064 )Authorities
• NDC 10th ed.: 910.26 : Japanese literature
• NDLC: KG311
• Target Audience: 一般
• Note (Bibliography): 著作目録あり
• Price: 940円
• Holding library: 国立国会図書館
• Call No.: KG311-M172
• Data Provider (Database): 国立国会図書館 : 国立国会図書館蔵書; https://ndlsearch.ndl.go.jp
• Bibliographic ID (NDL): 032895925; http://id.ndl.go.jp/bib/032895925
• National Bibliography No. (JPNO): 23888459
• TOHAN MARC No.: 34491600
• Cataloging Rule: Nippon Cataloging Rules 2018 Edition
• Bibliographic Record Category (NDL): 111

• Summary, etc.: 戦後、大ブームとなった文学散歩とその火付け役となった野田宇太郎『東京文学散歩』の足跡を求めて、現在の東京を訪ね歩き、新たな散歩の楽しみを提案する。(Provided by: 出版情報登録センター（JPRO）)
• Author introduction: 藤井 淑禎 1950年生まれ。立教大学名誉教授。立教大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。専門は近現代日本文学・文化。著書『乱歩とモダン東京』（筑摩選書）、『純愛の精神誌』（新潮選書）、『清張 闘う作家』（ミネルヴァ書房）、『漱石文学全注釈――こころ』（若草書房）、『名作がくれた勇気』（平凡社）...

Table of Contents

はじめに／文学散歩ブーム／文学散歩とは何か／文学散歩に書かれていたこと／決定版から決定版以降へ／本書の独自コース／第一章　浅草から向島へ／今回のコース／柳橋／足で書く近代文学史／七年後の柳橋／浅草の荒廃／決定版以降の浅草探訪／待乳山・今戸方面へ／決定版以降の待乳山・今戸／龍泉寺・吉原へ／決定版以降の龍泉寺・吉原／白鬚橋へ／風来山人の墓／書かれなかった一服シーン／露伴旧居探索へ／寺島蝸牛庵／もう一つの蝸牛庵訪問記／蝸牛庵跡の現況／第二章　高輪尾根道を歩く／高輪尾根道コース／巌谷小波旧居へ／高輪尾根道へ／戦災地の名残り／決定版以降の高輪尾根道地域／『改稿東京文学散歩』の高輪尾根道地域／「明治学院の庭」／再び決定版「その五」コースへ／「東京タワー直下の夢」／第三章　番町文人町から横寺町へ／今回のコース／番町文人町／「その四」コースへ／馬琴の井戸／女学生とボール／決定版以降の麹町／町名変更問題／神楽坂へ／横寺町へ／紅葉への思い／赤城神社／鏡花・白秋の旧居／湯上がりの若い女／第四章　日本橋川沿いを歩く／今回のコース／水と橋の都／八重洲橋／「東京駅と木下杢太郎」／一石橋／『荒布橋』／鎧橋／決定版以降／「日本橋川のほとり」「日本橋北部」／五八年のコース／土地がらみの作家作品紹介／現在との比較／第五章　パンの会会場を探し求めて／今回のコース／人形町から大伝馬町へ／両国へ／雷門前よか楼／永代橋へ／永代橋から勝鬨橋へ／二つの宿題／瓢箪新道発見のドラマ／その後の瓢箪新道／都川の発見／その後の都川／その後の両国橋と勝鬨橋／勝鬨橋から見た「濃紺の富士」／第六章　川のなかの別天地──中洲と佃島／連載時にはなかったコース／中洲とは／後まわしにされた土地の説明／野田の中洲への関心／『美しい町』／地理マニア的関心／現実の中洲へ／決定版以降の中洲／中洲で一服／佃島へ／伊三郎氏の思い出／決定版以降の海水館／佃の渡し／否定と肯定のはざまで／第七章　麻布を一周する／悪路の麻布一周コース／透谷・藤村の絆／藤村旧居跡／その後の植木坂周辺／我善坊谷／原田積善会／偏奇館の焼けあと／その後の偏奇館焼けあと／龍土軒へ／その後の龍土軒／六本木から乃木生誕地へ／賢崇寺／北原白秋／善福寺／第八章　王道の文学散歩──本郷／もっとも簡便な散歩コース／本書の章構成／本章のコース／芥川旧居跡／観潮楼跡／文学散歩を思い立つ／観潮楼の〈復活〉／車の両輪／猫の家／無縁坂／本郷／石川啄木／樋口一葉／「その一」コースの最終盤／『東京文学散歩　山の手　上』／啄木をめぐる考察／鴎外記念館と明治村／高度経済成長下の開発ラッシュ／野田宇太郎「東京文学散歩」略年表／あとがき