むしろ幻想が明快なのである : 虫明亜呂無レトロスペクティブ

• Material Type: 図書
• ISBN: 978-4-480-43896-6
• Title: むしろ幻想が明快なのである : 虫明亜呂無レトロスペクティブ
• Title Transcription: ムシロ ゲンソウ ガ メイカイ ナノデ アル : ムシアケ アロム レトロスペクティブ
• Author/Editor: 虫明亜呂無 著; 高崎俊夫 編
• Series Title: ちくま文庫 ; む7-4
• Author Heading: 著者 ： 虫明, 亜呂無, 1923-1991 ムシアケ, アロム, 1923-1991 ( 00049340 )Authorities; 編者 ： 高崎, 俊夫, 1954- タカサキ, トシオ, 1954- ( 01120261 )Authorities
• Publication, Distribution, etc.: 東京 : 筑摩書房 (出版)
• Publication Date: 2023.7
• Publication Date (W3CDTF): 2023
• Extent: 413p
• Size: 15cm
• Place of Publication (Country Code): JP
• Text Language Code: jpn
• Content Type: テキスト
• Media Type: 機器不用
• Carrier Type: 冊子
• NDC 10th ed.: 914.6 : Japanese literature--Essays. Prose
• NDLC: KH971
• Target Audience: 一般
• Price: 1100円
• Holding library: 国立国会図書館
• Call No.: KH971-M48302
• Data Provider (Database): 国立国会図書館 : 国立国会図書館蔵書; https://ndlsearch.ndl.go.jp
• Bibliographic ID (NDL): 032901020; http://id.ndl.go.jp/bib/032901020
• National Bibliography No. (JPNO): 23883290
• TOHAN MARC No.: 34492643
• Cataloging Rule: Nippon Cataloging Rules 2018 Edition
• Bibliographic Record Category (NDL): 111

• Summary, etc.: 三島由紀夫、寺山修司、大島?も絶賛した伝説の作家。 映画、音楽、スポーツなどをめぐる珠玉のエッセイコレクション。生誕100年！ かなうことなら、この人の遺した文章をすべて読み尽くしたい――小西康陽 スポーツ評論をはじめ、映画、音楽、文芸など幅広いジャンルをテーマに上質で官能的な文章を書いた異才...
• Author introduction: 虫明亜呂無 虫明亜呂無（むしあけ・あろむ）：1923年、東京生まれ。作家、評論家。早稲田大学文学部仏文科卒。小説、文芸批評、映画評論、スポーツ評論、競馬エッセイ、恋愛論、映画脚本など多彩な分野で旺盛な執筆活動を行う。91年に逝去。著書に『スポーツへの誘惑』（珊瑚書房）、『シャガールの馬』（講談社）、...

Table of Contents

I　女王と牢獄／女王と牢獄／春は目黒／北斗七星／言葉の背後に感じる“女”──太地喜和子さん／貧乏時代に励ましてくれた恩人──三田佳子さん／飛行機がゆれるから歩かないで!?──岩下志麻さん／かわいそうだから挿絵描いてあげる──石岡瑛子さん／メダルより一つの微笑が欲しくて……──木原光知子さん／春のにおい／II　芝生の上のレモン──スポーツへの誘惑／名選手の系譜──野球について／芝生の上のレモン──サッカーについて／III　朽ちぬ冠──長距離走者の孤独／大理石の碑／朽ちぬ冠──長距離走者・円谷幸吉の短い生涯／IV　佐渡に鬼を見た──コラム「うえんずでい・らぶ」抄／唐十郎はタイ式ボクシングだ／佐渡に鬼を見た／原辰徳は笛吹童子／女への誤解／『ベルばら』の原点／続『ベルばら』論　女の意気地／“花”の映画２題／これは大傑作『カッコーの巣の上で』／野望の軌跡──ポール・マザースキー監督『グリニッチ・ビレッジの青春』／怪物は死んだが……──『キング・コング』のギラーミン監督／都はるみが見事に歌い上げた二つの女心／『アニー・ホール』と３冊の本／小説的な『フェイク』／映画“ボーヴォワール”／Ｗ・アレンの短編小説／渡辺貞夫さんに尊敬の念／“奇怪な時代”への予感／V　シーレの女──「ときには馬から離れますが」「虫明亜呂無の音楽エッセイ」抄／冬晴れの日／シーレの女／ふたりの少女／八月十五日をめぐって／セクシュアルなやくざたち／風景と音楽／響き、音色そして色彩／生命のリズム／音楽のもつドラマ性／VI　殺陣の倫理──「映画評論」の時代／殺陣の倫理──『宮本武蔵　一乗寺の決斗』ロケから／カメラの向こう側に真実を──『飢餓海峡』と内田吐夢監督／『自動車泥棒』と和田嘉訓／仁侠映画はなぜ栄えるのか／アメリカ映画の女たち／乾草／むしろ幻想が明快なのである──ジョセフ・ロージー『恋』／女は誇りをもって過去を語る／編者あとがき　高崎俊夫