山上憶良 : 生きる意味を問い続けた歌人の表現思想

• Material Type: 図書
• ISBN: 978-4-909832-83-2
• Title: 山上憶良 : 生きる意味を問い続けた歌人の表現思想
• Title Transcription: ヤマノウエ オクラ : イキル イミ オ トイツズケタ カジン ノ ヒョウゲン シソウ
• Author/Editor: 多田一臣 著
• Author Heading: 著者 ： 多田, 一臣
• Publication, Distribution, etc.: 東京 : 花鳥社 (出版)
• Publication Date: 2023.12
• Publication Date (W3CDTF): 2023
• Extent: 333p
• Size: 20cm
• Place of Publication (Country Code): JP
• Text Language Code: jpn
• Content Type: テキスト
• Media Type: 機器不用
• Carrier Type: 冊子
• Subject Heading: 山上, 憶良
• NDC 10th ed.: 911.122 : Japanese literature--Poetry
• Target Audience: 一般
• Price: 4500円
• Holding library: 国立国会図書館
• Data Provider (Database): 国立国会図書館 : 国立国会図書館蔵書; https://ndlsearch.ndl.go.jp
• Bibliographic ID (NDL): 033223405; http://id.ndl.go.jp/bib/033223405
• TOHAN MARC No.: 34558055
• Cataloging Rule: Nippon Cataloging Rules 2018 Edition
• Bibliographic Record Category (NDL): 111

• Summary, etc.: 異質な個性を和歌表現史の中に位置づける。 理念や思想を詠み込む歌いぶりが和歌史の中できわめて異例だった憶良。 その生涯をたどりつつ、和歌のみならず散文世界の意義についても読み解く。 いま、なぜ憶良を読むのか——生・老・病・死をめぐって、憶良が積み重ねた思索は、現代においても大きな意味をもつに違いな...
• Author introduction: 多田 一臣 1975年、東京大学大学院修士課程修了。 千葉大学助教授、東京大学教授、二松学舎大学教授等を歴任。 現在、東京大学名誉教授、博士（文学）。 著書に『万葉歌の表現』（明治書院）、『大伴家持』（至文堂）、『日本霊異記』（全三巻、ちくま学芸文庫）、『古代文学表現史論』（東京大学出版会）、...

Table of Contents

序　いま、なぜ憶良を読むのか

１　奈良時代前期の和歌の状況と大伴旅人

２　山上憶良の前半生—筑前守となるまで—

３　日本挽歌—旅人に贈られた亡妻挽歌—

４　嘉摩郡三部作—この世に生きることとは—