「ののしり」の助動詞でなにが表現されるのか : 関西方言話者の表現の特質を求めて

• Material Type: 図書
• ISBN: 9784823412554
• Title: 「ののしり」の助動詞でなにが表現されるのか : 関西方言話者の表現の特質を求めて
• Title Transcription: ノノシリノジョドウシデナニガヒョウゲンサレルノカ : カンサイホウゲンワシャノヒョウゲンノトクシツヲモトメテ
• Author/Editor: 村中 淑子 著・文・その他
• Series Title: ひつじ研究叢書（言語編） 第207巻
• Author Heading: 村中 淑子 ムラナカ トシコ
• Publication, Distribution, etc.: ひつじ書房; ひつじ書房 (発売)
• Publication Date (W3CDTF): 2025-01-14
• Extent: 280p
• Extent (production): 280p
• Place of Publication (Country Code): JP
• Text Language Code: jpn
• Note (Binding Information): 判型 : A5
• Subject Heading: ののしり; 罵り; 日本語学; 言語学; 方言研究; 助動詞; 近代語研究; 洒落本; 滑稽本; 落語
• Target Audience: 一般
• Note (Content): Cコード（販売対象） : 専門; Cコード（発行形態） : 単行本; Cコード（内容） : 語学総記; ジャンルコード : 語学・辞事典
• Price: 7000
• Data Provider (Database): 出版情報登録センター : 出版情報登録センター（JPRO）

• Summary, etc.: 「ののしり」のことばは相手を罵倒して不快にさせる乱暴なだけのもの、だろうか。社会的に使用を制限されるが、実は使用への希求も存在する。「ののしり」は発信者と受け手側との連携プレーの中で適切な表現として成立しうる。本書は、近世の洒落本や滑稽本、明治期以降の落語資料や小説資料をもとに、表現としての「ののし...
• Author introduction: 村中 淑子 村中淑子（むらなか としこ） ［略歴］1962年生まれ。京都府出身。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。博士（文学）。徳島大学総合科学部講師、同助教授、姫路獨協大学外国語学部助教授、同教授を経て、現在、桃山学院大学国際教養学部教授。 ［主な著書］真田信治監修『関西弁事典』（...

Table of Contents

まえがき

序章　なぜ「ののしり」の助動詞なのか

1. 「ののしり」の助動詞について

1.1 なぜ「ののしり」を研究対象とするのか

1.1.1 表現行為と「ののしり」