Jump to main content

マンガについて調べる

日本のマンガ作品、マンガに関する文献を調べるためのツールを紹介します。
書誌事項末尾の【 】内は当館請求記号です。

1. マンガ作品を探す

  • 国立国会図書館サーチ
    当館は納本制度に基づき、1948年以降に国内で刊行されたマンガ(図書、雑誌など)を網羅的に収集・所蔵しています。また、外国で翻訳・刊行された日本のマンガについても、その一部を収集しています。
    国立国会図書館サーチの「絞り込み条件」を開き、図書・雑誌のタイトルや著者名から検索できます。さらに「絞り込み条件」の「項目追加」で、「ジャンル・形式用語」を追加し、「漫画」のみにチェックを入れて検索すると、漫画資料に限定した検索が可能です。
    マンガの図書の大部分は、請求記号がY16(児童図書に分類される漫画本・漫画読物)またはY84(読物・漫画・雑著)で始まります。また、日本十進分類法(NDC)においては基本的に726.1(漫画.劇画.諷刺画)に分類されます。
    • 例:藤子・F・不二雄『ドラえもん. 1』(小学館 2009 藤子・F・不二雄大全集 【Y16-N09-J161】)
    • 例:つげ義春『ねじ式』(小学館 1976 小学館文庫 【Y84-1725】)
  • 国立国会図書館デジタルコレクション
    マンガ雑誌は、2000年までに出版されたもののうち一部がデジタル化され、収録されています。当館所蔵資料をデジタル化する際、目次情報のテキスト化を行っており、検索画面に作品名を入力して、掲載雑誌・掲載号を調べることができます。ただし、マンガの本文は、当館の施設内(東京本館、関西館、国際子ども図書館)でのみ閲覧できます。
  • メディア芸術データベース マンガLeave the NDL website. (文化庁)
    明治初期から現代までに刊行されたマンガの図書および雑誌掲載作品について、作品名、雑誌名、著者名から検索できます。また、当館のほか、川崎市市民ミュージアム、明治大学米沢嘉博記念図書館、京都国際マンガミュージアム、大阪府立中央図書館国際児童文学館、熊本県菊陽町図書館などの所蔵状況を確認できます。
  • 明治大学米沢嘉博記念図書館・現代マンガ図書館Leave the NDL website.
    マンガ雑誌、マンガの図書のほか同人誌を多数所蔵しています。フリーワード、タイトル、作者、出版元・発売元、出版年月日、資料種別(雑誌、同人誌など)、言語区分、同人誌ジャンルなどから検索できます。
  • 京都国際マンガミュージアムLeave the NDL website.
    江戸中期以降のマンガ関連歴史資料、世界各国の著名マンガ本、雑誌、アニメーション関連資料など約30万点を収蔵しています。キーワード、年代、作者から検索できます。
  • マンガペディアLeave the NDL website. (百科綜合リサーチ・センター、リンクトデータ、VOYAGEGROUP)
    マンガに関する総合百科事典です。作品名、作者、登場人物などから検索できます。
  • 日本のアニメ総合データベース「アニメ大全」Leave the NDL website. (日本動画協会)
    日本で制作されたアニメ作品約15000点の情報を収録しています。タイトルや原作者名からアニメ化されたマンガ作品を検索することができます。

2. マンガに関する文献・情報(人物、評論など)を探す

  • 『マンガ・アニメ文献目録』(日外アソシエーツ 2014 【KC1-L1】)
    1945年から2013年までに国内で発表された、国内外のマンガ・アニメに関する文献21,158点を採録しています。「マンガ・アニメ一般」、「マンガ」、「アニメ」、「作家・作品論(日本)」、「作家・作品論(外国)」の5つに分類されています。
  • 『漫画・アニメの賞事典』(日外アソシエーツ 2012 【KC2-L1】)
    国内79、海外15の漫画・アニメに関する賞の概要、歴代の受賞情報を収録しています。
  • 『漫画・アニメ受賞作品総覧』(日外アソシエーツ 2022 【KC1-M5】)
    国内60の主要な漫画・アニメに関する賞を受賞した作品を作者名から探せます。
  • 『漫画家人名事典』(日外アソシエーツ 2003 【K9-H4】)
    戦後の新聞・雑誌に作品を掲載したことがある漫画家・漫画原作者3,181人のプロフィールを収録しています。
  • マンガペディアLeave the NDL website. (百科綜合リサーチ・センター、リンクトデータ、VOYAGEGROUP)
    マンガに関する総合百科事典です。作品ごとに、あらすじと登場人物・キャラクターの解説、映画化・テレビアニメ化・ゲーム化などのメディアミックス情報を掲載しています。
  • 明治大学米沢嘉博記念図書館・現代マンガ図書館Leave the NDL website.
    マンガの関連書も所蔵しています。資料種別を「参考雑誌」、「参考図書」に指定して、研究書、研究雑誌(一部特集名)を検索できます。
  • アニメーション研究のための論文と書籍のデータベースサイトLeave the NDL website. (日本アニメーション学会)
    アニメに関する文献解題データベースであり、マンガについての文献情報も収録しています。
  • Maurice Horn, ed., "The World encyclopedia of comics"7v.(Chelsea House c1999 【KC2-A26】)
    世界のマンガに関する百科事典です。おもに作品名、作者名についてアルファベット順に排列しています。巻末に詳しい索引が付いています。

3. マンガの歴史に関する参考図書

  • 清水勲『年表日本漫画史』(臨川書店 2007 【KC486-H281】)
    12世紀の「鳥獣人物戯画」から2005年までの日本漫画の歴史を紹介しています。巻末の資料編のうち、特に「漫画関係書一覧」(pp.209-231)が充実しています。
  • 『現代漫画博物館 : 1945-2005』(小学館 2006 【KC486-H249】)
    戦後の代表的なマンガ約750作品を解説付きで収録しています。また、各年代の代表的な漫画雑誌をカラーで紹介しています。
  • 清水勲『「日本」漫画の事典 : 全国のマンガファンに贈る』(三省堂 1985  Sun lexica ; 24 【KC486-245】)
    古代から昭和50年代までの日本漫画の歴史を項目ごとに紹介しています。
  • Matthieu Pinon, Laurent Lefebvre, "Histoire(s) du manga moderne, 1952-2012"(Ynnis éditions  [2015] 【KC486-B327】)
    日本のマンガについて、1952年から2012年までの各年を代表する作者を選び、作品などついて述べています。本文はフランス語です。
  • The Media Art Internationalization Promotion Executive Committee [編]"MANGA*ANIME*GAMES FROM JAPAN = ニッポンのマンガ*アニメ*ゲームfrom 1989"(Kokushokankokai Inc 2015 【KC486-B332】)
    1989年から2015年までのマンガ、アニメ、ゲームについて、作品を中心に解説しています。巻末に1952年から2015年までの年表が付いています。

4. マンガ関係リンク集

関連情報