羽生三七関係文書(所蔵)
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憲政資料室 作成
- 受入事項
- 所蔵
- 資料形態
- 原資料
- 数量
- 1,864点
- 書架延長
- 7.7m
- 旧蔵者
- 羽生三七 (はにゅうさんしち)
- 旧蔵者生没年
- 1904-1985
- 旧蔵者出身地
- 長野
- 旧蔵者履歴
- 1904.1.13長野生まれ、1922.9下伊那自由青年連盟の結成に参加、1924.3長野共産党事件で逮捕される、1925.4禁錮8ヵ月の刑を受ける、1926.4労農党南信支部執行委員、1929.4鼎村村会議員選挙に立候補、落選、1929.9長野県会議員選挙に立候補、落選、1932.5鼎村村会議員当選、1935.9長野県会議員当選(社会大衆党)、1936.4~37.4社会大衆党長野県連書記長、1938後藤隆之助の昭和研究会、国民運動研究会に参加、1942.5小山亮に同行して岩畔機関に参加、1943.2帰国、後藤隆之助の大東亜研究室に協力、1946.4鼎村村長、1947.4参議院議員当選(第1,3,5,7,9回通常選挙)、1977.6政界引退。1985.12.30死去。
- 受入
- 2007年1月、個人より寄贈、同年2月5日公開。
- 主な内容
- 大正期に下伊那の青年運動を組織して治安警察法違反で検挙、投獄された事件の関係資料(裁判記録を除く)、1931、35年の長野県会議員選挙関係、労働農民党、社会大衆党のビラ、ポスター類。戦後のものでは、参議院選挙関係資料、参議院改革関連資料、ソ連・東欧訪問及び訪米時の日記、対日講和関係資料、日米民間有識者会議(下田会議)の資料があり、伝記(『ある社会主義者 羽生三七の歩いた道』石川真澄、朝日新聞社、1982)刊行のために作成した自筆原稿も残されている。書簡は、有沢広巳、後藤隆之助、富田健治等の昭和研究会・近衛新体制運動の関係者や、鈴木茂三郎、高野実等、社会党や労働運動関係者からのものがある。他に長野県社会党関係の小冊子、スクラップブックが含まれる。
- 検索手段
- 『羽生三七関係文書目録』(近現代史料・関係文書目録3)日本近代史料研究会、2006 (PDF 1.2 MB)
(目次・まえがき(伊藤隆)・羽生三七略歴・概要(矢野信幸)・凡例・資料リスト本文を収録)
※上記は日本近代史料研究会提供のデータに軽微な書式の変更を加えたものです。 同会のご協力に対し、ここに記して感謝します。
- 『羽生三七関係文書目録』(近現代史料・関係文書目録3)日本近代史料研究会、2006 (PDF 1.2 MB)
- 関連資料の所在
- 羽生三七関係文書(MF:個人蔵)
- 日本近代史料研究会旧蔵資料
3-6 羽生三七談話記録(カセットテープ・談話筆記録) - 「羽生三七史料」(飯田市歴史研究所(長野県飯田市)蔵)
「治安警察法違反事件刑事記録」(『羽生三七関係文書目録』(近現代史料・関係文書目録3)に資料番号108として採録※)、長野県聯合会関係の書類綴
※憲政資料室所蔵「羽生三七関係文書(MF:個人蔵)」の複製でも閲覧は可能。
- 関連文献
- 【資料紹介】
- 伊藤隆「羽生三七」『近現代日本人物史料情報辞典』吉川弘文館、2004(同書第3巻、第4巻に追加情報あり)
- 【伝記】
- 羽生三七「ある社会主義者の歩み」『月刊社会党』245~246、1977.4~1977.5
『ある社会主義者 羽生三七の歩いた道』石川真澄、朝日新聞社、1982