井上馨関係文書
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憲政資料室 作成
- 受入事項
- 所蔵
- 資料形態
- 原資料
- 数量
- 4,821点
デジタル化済:一部(22件) - 書架延長
- 36m
- 旧蔵者
- 井上馨 (いのうえかおる)
- 旧蔵者生没年
- 1836-1915
- 旧蔵者出身地
- 山口
- 旧蔵者履歴
- 天保6(1836).11.28山口生まれ。別名聞多。号は世外。万延元(1860).3藩主小姓役、文久3(1863)~元治元(1864).6英国留学、慶応4(1868).1参与職、兼外国事務掛、九州鎮撫総督参謀、慶応4.2徴士参与職、外国事務局判事、慶応4.5長崎府判事兼外国官判事、明治2(1869).8造幣頭、明治2.10民部大丞兼大蔵大丞、大参事心得・大阪府在勤、明治3(1870).5造幣局、明治3.7大蔵大丞、明治3.11大蔵少輔、明治4(1871).6民部少輔、明治4.7大蔵大輔、1874.1先収会社設立、1875.12元老院議官、1875.12~76.3特命全権副弁理大臣・朝鮮差遣、1876.6~78.7欧州差遣、1878.7~85.12参議、1878.7~79.9工部卿、1879.9~89.9外務卿、第1次伊藤内閣外務大臣、1884.7伯爵、1884.12~85.1特命全権大使・朝鮮差遣、1888.7黒田内閣農商務大臣、1892.8~94.10第2次伊藤内閣内務大臣、1894.10~95.10特命全権大使・朝鮮駐剳、1898.1第3次伊藤内閣大蔵大臣、1904.2元老、1907.9侯爵、1907.9~1915.9貴族院議員、1915.9.1死去。
- 電子展示会へのリンク
- 受入
- 1952年2月~4月、個人より譲渡
- 主な内容
- 書簡の部と書類の部に分かれる。書簡は、木戸孝允、伊藤博文、山県有朋、陸奥宗光、渋沢栄一、吉田清成等350名以上、書類は、政治・行政関係、大津事件、条約改正、朝鮮関係等の外交関係、財政、銀行等の経済関係、鉄道や鉱山等の実業関係、山口県関係、曹洞宗分離問題、東本願寺財務整理問題など多岐にわたる。
- 検索手段
- 複製
- 冊子複製版(99冊)で閲覧。マイクロフィルム(50巻)でも閲覧可。
- 関連資料の所在
- 憲政史編纂会収集文書
資料番号657~673は当文書群中の書簡の一部の写本、収録分は上記目録中に記載あり。743「井上侯意見談話演説集」は『政治談話速記録.憲政史編纂会旧蔵』2、近代未刊史料叢書1、広瀬順皓監修、ゆまに書房、1998 に復刻) - 「井上侯爵家ヨリ交附書類」、「井上侯伝記編纂関係史料」(財団法人三井文庫(東京都中野区)蔵)
- 「井上公爵家文書」写本(宮内庁書陵部(東京都千代田区)蔵)
- 憲政史編纂会収集文書
- 関連文献
- 【資料紹介】
- 神崎勝一郎「井上馨」『近現代日本人物史料情報辞典』吉川弘文館、2004
- 【資料集(翻刻)】
- 『木戸孝允文書』日本史籍協会編、(東京大学出版会復刻、1971)(井上宛木戸孝允書簡)
『渋沢栄一伝記資料』別巻第3 書簡(1)、渋沢青淵記念財団竜門社編刊、1967(井上宛渋沢栄一書簡)
『桂太郎発書翰集』千葉功編、東京大学出版会、2011(井上宛桂太郎書簡)
村井益男「山田顕義の書簡井上馨宛」『日本大学精神文化研究所紀要』27、1996
井上馨関係文書購読会「「井上馨関係文書」所収伊藤博文書翰翻刻 明治15年三月から明治26年四月まで」『参考書誌研究』56、2002
井上馨関係文書購読会「「井上馨関係文書」所収伊藤博文書翰翻刻(続)」『参考書誌研究』68、2008
齋藤伸郎「井上馨宛黒田清隆書簡」『法政史学』92、2019 - 【伝記】
- 『世外井上公伝』全5巻、世外井上公伝編纂会編、内外書籍、1933、34(『明治百年史叢書』原書房復刻、1968)