伊藤博文関係文書(その1)
更新
憲政資料室 作成
- 受入事項
所蔵
- 資料形態
原資料
- 数量
6,023点
デジタル化済:「伊藤博文関係文書(その1)書類の部」の全点(1016件)- 書架延長
25.3m
- 旧蔵者
伊藤博文 (いとうひろぶみ)
- 旧蔵者生没年
1841-1909
- 旧蔵者出身地
山口
- 旧蔵者履歴
天保12(1841).9.2山口生まれ。吉田松陰に師事し、木戸孝允・高杉晋作らと共に尊攘運動に挺身。明治2(1869).7大蔵少輔、明治2.8兼民部少輔、明治4(1871).7租税頭、明治4.9工部大輔、明治4.10特命全権副使として欧米各国へ差遣、1873.9帰朝、1873.10参議、1873.10~78.5兼工部卿、1874.7~11地方官会議議長、1875.7~79.2兼法制局長官、1876.10~78.3兼賞勲事務局長官、1878.5~80.2兼内務卿、1881.10兼参事院議長、1882.3~83.8欧米出張(憲法調査)、1884.3制度取調局長、兼宮内卿、1885.2特命全権大使として清国差遣(天津談判)、1885.12~88.4内閣総理大臣、1885.12~87.9兼宮内大臣、1888.4~89.10枢密院議長、1889.11元勲優遇、1891.6~92.8枢密院議長、1892.8~96.8内閣総理大臣、1895.6兼台湾事務局総裁、1898.1~6内閣総理大臣、1900.10~01.5内閣総理大臣、1903.7枢密院議長、1905.12~09.6韓国統監、1907.9公爵、1909.6枢密院議長、1909.10.26死去(暗殺)。
- 電子展示会へのリンク
- 主な内容
書簡および書類。書簡の発信者は500名を超え、『伊藤博文関係文書』(塙書房)に翻刻が掲載されている。
憲政や内政・外政・官制にかかわる多様な資料からなる。 立憲政体樹立に関する詔に関する資料、「憲法中綱領之義」(岩倉具視意見書)、「大日本帝国憲法(浄書三月案)」、「スタイン氏講義筆記」他。 「日英通商航海条約草案」「日清媾和始末」「日露講和会議録」などの外交関係資料や、伊藤博文自筆の覚書、意見書、メモ帖等も含まれる。
- 整理の方法
目録は書簡の部・書類の部に分かれているが、書簡の部488~508・571~574は書類であり、書類の部419~425などには書簡が含まれている(上記資料番号以外はまとまっておらず、散在)ので注意。
- 検索手段
- 伊藤博文関係文書(その1) 書類の部目録 (PDF 1.8 MB)
※「書類の部」の目録内のリンクからも直接デジタル画像のページへ移動することができます。 - 伊藤博文関係文書(その1)書簡の部目録
- 伊藤博文関係文書(その1) 書類の部目録 (PDF 1.8 MB)
- 複製
次の資料はマイクロフィルムで利用。
資料番号(書簡)13-1~14, 297-1, 310- 関連資料の所在
宮内庁書陵部に「秘書類纂」原本あり(『秘書類纂』全24巻、平塚篤他編、秘書類纂刊行会、1933~1936で翻刻。『明治百年史叢書』原書房、1969~1970で後刻)
伊藤公資料館(山口県光市)に遺品など若干あり
神奈川県立金沢文庫(横浜市)に明治憲法起草の参考書あり
「伊藤文書」「稿本伊藤家文書」(早稲田大学社会科学研究所所蔵。『早稲田大学社会科学研究所所蔵明治維新関係文書目録』1974)
- 関連文献
- 【資料紹介】
- 村山久江「伊藤博文に関する文書」 『国立国会図書館月報』484、2001.7
伊藤隆「伊藤博文」『近現代日本人物史料情報辞典』吉川弘文館、2004(同書第2巻、第3巻、第4巻に追加情報あり)
"Documents relating to Ito Hirobumi(Ito Hirobumi Kankei Monjo)" by Hisae Murayama, National Diet Library Newsletter No. 121, September 2001
鳥海靖「伊藤博文文書」『近代史料解説総目次・索引』(『日本近代思想大系』別巻)岩波書店、1992 - 【資料集(翻刻)】
- 『伊藤博文秘録』正続、平塚篤編、春秋社、1929~1930
『滄浪閣残筆』伊藤博精編、八洲書房、1938
『伊藤博文関係文書』全9巻、伊藤博文関係文書研究会、塙書房、1973~1981(書簡)
『憲法資料』全3巻、金子堅太郎他校、憲法資料刊行会、1934(『明治百年史叢書』原書房、1969~1970で復刻)
『秘書類纂』(ゆまに書房、伊藤博文 [著], 檜山幸夫 総編集, 伊藤博文文書研究会 監修)2007~(刊行中) - 【伝記】
- 『伊藤博文伝』全3巻、春畝公追頌会編刊、1940(『明治百年史叢書』原書房、1970で復刻)