所蔵

原資料

247点

4.8m

木戸日記研究会 （きどにっきけんきゅうかい）

1948-1992

木戸日記研究会は、内大臣として大きな政治的影響力を有した木戸幸一の日記及び手許にあった文書を研究するため、1948年頃から発足した研究グループ。同研究会は、文書の研究・翻刻と並行して（この成果は『木戸幸一日記』『木戸幸一関係文書』『木戸幸一日記 東京裁判期』に結実した）、木戸幸一日記に該当する期間（1930～45）、わが国の政治・外交に直接・間接に関係した人物に対し談話聴取を行い、その一部を刊行した。参加者は木戸孝彦（木戸幸一次男）の他、岡義武、丸山真男、林茂、井上光貞、石田雄、安井達弥、佐藤誠三郎、三谷太一郎、伊藤隆、鳥海靖、山口利昭、中村隆英、竹山護夫、松沢哲成など政治学、政治思想史、日本近代史の研究者ら。1992.7解散。

1992年12月、木戸日記研究会の解散に伴い個人（木戸日記研究会代表）より寄贈。

岡義武（近代政治史研究者）や、木戸孝彦（木戸幸一次男）をはじめとする「木戸日記研究会」が、1963年から1976年にかけて行った聞き取りの記録。速記録、（原稿および原稿コピー）および音声からなる（音声については、CD-Rで利用可）。聞き取りの対象者は元軍人・政治家が中心で下記の人物など。
鈴木貞一、橋本実斐、岡敬純、星野直樹、稲田正純、岩畔豪雄、西浦進、十河信二、片倉衷、大井篤、富岡定俊、関野英夫、塚本誠、林秀澄、牧達夫、牛場友彦、有末精三他

• 木戸日記研究会旧蔵資料目録 (PDF 258.5 KB)

1冊の半分を超えて複写するには著作権者の許可が必要。

• 内政史研究会旧蔵資料
• 日本近代史料研究会旧蔵資料

※いずれも参加者が重複する研究会

【資料紹介】

木戸孝彦「岡義武先生と、木戸日記研究会」『みすず』1991.12
伊藤隆「木戸日記研究会の解散」『日本歴史』536、1993.1
『日本近代史 研究と教育』伊藤隆著、1993（「木戸日記研究会のこと」所収）

【その他著作】

『稲田正純氏談話速記録』（日本近代史料研究会、1969）【当館請求記号：GK61-J38】
『岩畔豪雄氏談話速記録』（日本近代史料研究会、1977）【当館請求記号：GB511-73】
『片倉衷氏談話速記録』上・下巻、（日本近代史料研究会、1982～1983）【当館請求記号：GB511-136】
『鈴木貞一氏談話速記録』上・下巻、（日本近代史料研究会、1974～1980）【当館請求記号（下巻のみ）：GB511-62】
『西浦進氏談話速記録』上・下巻、（日本近代史料研究会、1968）
『牧達夫氏談話速記録』（日本近代史料研究会、1979）【当館請求記号：GB511-96】