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岡崎邦輔関係文書

更新
憲政資料室 作成

受入事項
所蔵
資料形態
原資料
数量
30点(225通)
書架延長
0.5m
旧蔵者
岡崎邦輔 (おかざきくにすけ)
旧蔵者生没年
1853-1936
旧蔵者出身地
和歌山
旧蔵者履歴
嘉永6(1853).3.15和歌山生まれ。陸奥宗光の従兄弟。大蔵省、内務省、司法省出仕を経て、1878.10新宮警察署長。1880.6和歌山警察署長。1888.5米国留学(ミシガン大学)。1891.9 辞職した陸奥に代わり衆議院議員選挙に出馬、当選(補欠選挙、第2回総選挙当選、第3回は出馬せず、第4・5回総選挙当選)、1895.7伊藤内閣と自由党との提携を斡旋、1897.1古河合名理事、1897.3自由党入党、1898.11憲政党結成に参画、1900.10~12逓信省官房長、第6~9回総選挙には出馬せず、1908.5衆議院議員(第10~15回総選挙当選)、1911.12政友会院内総務補佐政務調査会委員長、1913.2政友倶楽部結成、1913.6政友会に復党、1913.12政友会政務調査会長、1914.12院内総務、1915.5政友会総務、1925.4~7加藤高明内閣農林大臣、1928.4貴族院議員、1936.7.22死去。
電子展示会へのリンク
受入
(1)1963年度以前、陸奥宗光書簡(軸装15巻、全102通)を個人より受入(資料番号1~15)。
(2)2014年11月、伊東巳代治書簡(軸装7巻、全64通)について、個人よりの追加寄贈を受入(資料番号23~29)、2015年2月4日公開。
(3)2016年11月、原敬書簡・西園寺公望書簡・伊藤博文書簡(軸装7巻、全58通)および岡崎邦輔書簡1通について、個人よりの追加寄贈を受入(資料番号16~22および30)、同月公開。(※資料番号16~22は1980年頃、岡崎家所蔵資料よりマイクロフィルムを作成し「岡崎邦輔関係文書(MF:個人蔵)」として閲覧に供していたものの原資料である。)
主な内容
主に岡崎邦輔宛の書簡。陸奥宗光書簡(102通)は明治20年代後半から明治30年にかけての書簡であるが、多くは年代不明。伊東巳代治書簡(64通)は主に、日清戦争後の伊藤博文内閣と自由党との提携、および第二次山県内閣と自由党との提携に関するもの。原敬書簡(37通)は明治29年ごろから原内閣成立直前までの時期のもので、初期の陸奥グループの動きや政友会の党活動に関連。西園寺公望書簡(17通)は短文の書簡が多く、伊藤博文書簡(4通)は、日清戦争後の伊藤内閣と自由党の提携、星亨の逓信大臣辞任に関連。
検索手段
複製
陸奥宗光書簡、原敬書簡、西園寺公望書簡、伊藤博文書簡はマイクロフィルム(2巻)で閲覧。
関連資料の所在
関連文献
【資料紹介】
伊藤隆「岡崎邦輔」『近現代日本人物史料情報辞典』吉川弘文館、2004
【資料集(翻刻)】
『岡崎邦輔関係文書 解説と小伝』伊藤隆・酒田正敏著、自由民主党和歌山県支部連合会、1985