三条家文書(MF:神宮文庫蔵)
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憲政資料室 作成
- 受入事項
- 複製
- 資料形態
- マイクロフィルム
- 数量
- 5巻
- 旧蔵者
- 三条実万 (さんじょうさねつむ)
- 旧蔵者生没年
- 1802-1859
- 旧蔵者出身地
- 京都
- 旧蔵者履歴
- 京都生まれ。享和2(1802).2.15京都生まれ、文化2(1805).2叙爵、文化11(1814).12従3位、文政7(1824).6権大納言、天保2(1831).9議奏、嘉永1(1848).2武家伝奏、安政4(1857).5内大臣、安政5(1858).日米通商条約勅許問題では勅許反対の立場に立ち、将軍継嗣問題については、一橋慶喜の擁立に賛成した。安政5.12洛外上津屋村の別邸に隠棲、安政6(1859).4幕府の強制により落飾・謹慎。安政6.10.6死去。
- 旧蔵者
- 三条実美 (さんじょうさねとみ)
- 旧蔵者生没年
- 1837-1891
- 旧蔵者出身地
- 京都
- 旧蔵者履歴
- 天保8(1837).2.7京都生まれ。実万の第4子。号は梨堂。富田織部・池内大学に学ぶ、嘉永2(1849).12叙爵、文久2(1862).9従三位・権中納言、文久2.10議奏、文久2.12国事御用掛、文久3(1863).大和行幸、同年8.18の政変により、同志の公家達と共に長州に下向(七卿落ち)、慶応1(1865).1太宰府に移り、慶応3(1867).12同地で王政復古を迎える。慶応3.12.27日議定、慶応4(1868).1副総裁。慶応4(1868).4輔相、明治2(1869).4史局総裁、明治2.7右大臣、明治4(1871).7太政大臣、1884.7公爵、1885.12内大臣、1889.10黒田内閣瓦解後臨時内閣総理大臣を兼任、1891.2.18死去。
- 電子展示会へのリンク
- 受入
- 1968年、「神宮文庫」所蔵資料の一部を撮影、マイクロフィルム作成。
- 主な内容
- 神宮文庫所蔵資料のうち、三条実美関係を中心とする意見書・嘆願書、明治新政府の探索書、民情調査報告のほか、三条家家扶日誌(1884~1889)他。
- 検索手段
- 複製
- 冊子複製版(19冊)で閲覧
- 複写のための注記
- 複写要許可(郵送での連絡)
- 原資料の所在
- 神宮文庫蔵
- 関連資料の所在
「山城国三条家文書」(国文学研究資料館蔵、江戸期も含む三条家日記を中心、神宮文庫「三条家文書」の欠年部分を補う。「山城国三条家文書目録」『山城国諸家文書目録(その一)史料館収蔵目録63集、国文学研究資料館史料館、1996に目録・解題)
- 関連文献
- 【資料紹介】
- 梶田明宏「三条実美」『近現代日本人物史料情報辞典』吉川弘文館、2004
広瀬順晧「三条実美関係文書」『日本近代思想大系』別巻(近代史料解説・総目次・索引)加藤周一他編、岩波書店、1992
「神宮文庫史料調査」『東京大学史料編纂所報』12、1977、「伊勢市神宮文庫所蔵史料調査」『同上』15、1980(神宮文庫の三条家文書の一部を調査・マイクロフィルム撮影した際の目録を付す) - 【伝記】
- 『三条実美公年譜』宮内省図書寮編、宮内省蔵版、1901(宗高書房復刻、1969)(当時の三条家所蔵文書を調査の上編纂)