関嘉彦関係文書

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憲政資料室 作成

受入事項
所蔵
資料形態
原資料
数量
300点
書架延長
3.7m
旧蔵者
関嘉彦 (せきよしひこ)
旧蔵者生没年
1912-2006
旧蔵者出身地
福岡
旧蔵者履歴
1912.11.19福岡生まれ。1933東大経済学部入学、河合栄治郎に師事し社会思想史を専攻、1936東大卒、日本生命本店勤務、1940日本生命退社、太平洋協会勤務、1942陸軍軍属として北ボルネオで司政官(調査部員)勤務、1946復員後、社会思想研究会設立、1949~1954東京都立大学助教授、1954~69同教授、1955右派社会党入党、1960.1民主社会党結成参加、民主社会主義研究会議(民社研)理事、1962法学博士(京大)、1970~1983民社研議長、1978-1983早大政経学部客員教授、1983~1989参議院議員(民社党比例区)、1991「民社党と語る会」会長、2006.5.4死去。
受入
2010年10月、個人より寄贈。
2011年1月、第一次公開(Ⅰ研究関連抜き書き・論文草稿 Ⅱスクラップブック等)。
2022年11月、第二次公開(Ⅲ日記・手帳 Ⅳ書簡)。
主な内容
(第一次公開分)著作の自筆原稿、講演原稿、政治改革(選挙制度改革、政党法等)を主題とした資料の他に、雑誌、新聞等に寄稿した著作を編年でまとめたスクラップ、外交問題等を主題別に分類したスクラップがまとまっている。
(第二次公開分)日記は1959年から2000年まで継続して揃っており、他に議員在任時以後の参議院手帖がある。書簡は1970年代末から1990年代にかけてのものが大半であり、差出人は学者、政治家、知人等、内容は挨拶状、礼状等が多いが、「関・森嶋論争」をめぐる森嶋通夫氏との往復書簡が含まれる。
検索手段
関連資料の所在
  • 民社党国際局旧蔵資料

  • 関嘉彦氏旧蔵資料(当館請求記号<Y811-4> 英独社会民主主義政党関係パンフレット・小冊子等194点)

  • 関氏寄贈図書(洋書)(東京都立大学蔵)あり(「関嘉彦関係文書目録」に寄贈図書リスト合綴)

関連文献
【資料紹介】
待鳥聡史「ある社会民主主義者の見たアメリカ--関嘉彦文書を手がかりとして」(京都大学法学会『法学論叢』166(6)、2010.3)
奈良岡聰智「関嘉彦」『近現代日本人物史料情報辞典』第4巻、2011
森田吉彦「紳士の決闘 : 歴史のなかの関・森嶋論争(前編)」(PHP研究所『Voice』(517)、2021.1)
森田吉彦「紳士の決闘 : 歴史のなかの関・森嶋論争(後編)」(PHP研究所『Voice』(519)、2021.3)
【伝記】
関嘉彦『私と民主社会主義;天命のままに八十余年』(日本図書刊行会、1998)
「特集 関嘉彦先生を偲んで」(『改革者』47(8)、2006.8)