橘孝三郎関係文書(石田退一郎氏旧蔵)

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憲政資料室 作成

受入事項
所蔵
資料形態
原資料
数量
158点
書架延長
0.3m
旧蔵者
橘孝三郎 (たちばなこうざぶろう)
旧蔵者生没年
1893-1974
旧蔵者出身地
茨城
旧蔵者履歴
1893.3.18茨城生まれ、農本主義思想家。1912.7水戸中学卒業、1912.9第1高等学校文科乙類入学、1915.2中退、1915.12東茨城郡常磐村で農場経営を開始、1929.11愛郷会を創立、『愛郷』を刊行、1931.1『愛郷』を『農村研究』に改める、1931.4自営的勤労学校愛郷塾を開く、1932.2『農本連盟』を創刊、1932.3第1回全国協議会を開くも三派に分裂、1932.5愛郷塾生の農民決死隊が5・15事件時に変電所襲撃、1934.2無期懲役の刑を受ける、1940.11減刑により出獄、1954.4.大川周明らと救国国民総連合を結成するが離れ、著述に専念、1974.3.30死去。
受入
1992年12月、石田退一郎氏(愛郷塾第1期生石田益太郎氏の弟)より寄贈
主な内容
橘孝三郎の発信書簡、橘とともに5・15事件にかかわった三上卓の獄中日記、2・26事件関係資料などからなる。
検索手段
関連文献
【資料紹介】
森田美比「橘孝三郎」『近現代日本人物史料情報辞典』吉川弘文館、2004(橘の一次史料について広く解説。但し当資料群の紹介ではない。)
【伝記】
『橘孝三郎』松沢哲成、三一書房、1972
【その他著作】
森田美比「橘孝三郎氏談話録」『常総の歴史』19、1997
「ある農本主義者の回想と意見 橘孝三郎 きき手竹内好」『思想の科学』1960.6