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海野普吉関係文書

更新
憲政資料室 作成

受入事項
所蔵
資料形態
原資料
数量
(1)1981年受入分:756点
(2)2011年追加受入分:965点
(3)2024年追加公開分:38点
書架延長
(1)1981年受入分:9.5m
(2)追加受入分:10.5m
(3)2024年追加公開分:0.2m
旧蔵者
海野普吉 (うんのしんきち)
旧蔵者生没年
1885-1968
旧蔵者出身地
静岡
旧蔵者履歴
1885.8.29静岡生まれ。1914.7東京帝国大学法科大学卒、弁護士登録。戦前は治安維持法事件、帝人事件などの裁判を担当。リベラルな在野法曹として、多くの政治・思想事件を手がけ、第2東京弁護士会設立世話人もつとめた。1945.11日本社会党顧問、1947.8第2東京弁護士会会長、1947.11自由人権協会理事長(初代)、1948.12全国選管委員長、1956.4日本弁護士連合会会長、1957.5総評弁護団長、1968.7.6死去。
受入
(1)1981年受入分:1981年、個人より寄贈。
(2)追加受入分:2011年、東京大学大学院法学政治学研究科附属近代日本法政史料センターより寄贈。
(3)2024年追加公開分:2022年、個人より寄贈。
主な内容
(1)1981年受入分:弁護士海野普吉が手がけた、戦前の思想・言論弾圧事件裁判の弁護資料。帝人事件(公判速記禄・判決)、河合栄治郎事件(予審調書・公判調書・弁論要旨・証拠書類など)、人民戦線事件(山川均関係:訊問調書・公判調書・山川均手記・上申書など)、津田左右吉事件(訊問調書・上申書など)、横浜事件(細川嘉六関係:尋問調書・相川博手記など)、日本キリスト教団事件(予審調書など)、西尾末広政令違反事件、大逆事件再審請求関係資料など。また、1953年以降の日記もある。
(2)2011年追加受入分:昭電事件、松川事件、砂川事件、三河島事件等、戦後に関わった裁判の司法資料、弁護資料。
(3)2024年追加公開分:伝記『弁護士海野普吉』刊行に関する書簡・書類など。
整理の方法
(2)追加受入分:東京大学大学院法学政治学研究科附属近代日本法政史料センター作成目録を再整理して目録を作成した。
検索手段
関連文献
【資料紹介】
「海野普吉文書」『国立国会図書館月報』241号、1981.4
【伝記】
『弁護士海野普吉』「弁護士海野普吉」刊行委員会、1972(若干の資料復刻あり)