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Japanese Monographs and Japanese Studies on Manchuria

更新
憲政資料室 作成

資料群名(日本語)

日本軍戦史・「満洲に関する用兵的観察」・「旧日本陸軍の夜間戦闘」

請求記号

(1) なし/(2) JAM-1E(日本軍戦史英語版)、JAM-1J(日本軍戦史日本語版)、JSM-1(「満洲に関する用兵的観察」英語版)、JNC-1(「旧日本陸軍の夜間戦闘」英語版)

資料形態

(1) デジタル画像(「国立国会図書館デジタルコレクション」、インターネット公開)/(2) マイクロフィルム

数量

(1) 220アイテム(収集時の原資料は200冊(28ボックス分))/(2) 29巻(日本軍戦史英語版14巻、日本軍戦史日本語版12巻、「満洲に関する用兵的観察」英語版2巻、「旧日本陸軍の夜間戦闘」英語版1巻)

主言語

英語, 日本語

資料の構成
日本軍戦史(原資料、JAM-1J、JAM-1E)
全187篇の日本の陸海軍の戦史。ただし、欠あり。日本語版あるいは英語版のどちらか片方しか存在しないものもある。日本語版から英語に翻訳される際、修正が加えられたり数冊をまとめて1冊にするなどの編集が加えられている。また、原資料には復員局資料整理部調製の「太平洋戦争関係作戦記録訂正事項」も含まれている。
「満洲に関する用兵的観察」(原資料、JSM-1)
日本軍戦史編纂が終了した後に、米極東陸軍軍司令部戦史課の指示のもと、復員局資料整理課(部)によって作成された。全13巻。
「旧日本陸軍の夜間戦闘」(原資料、JNC-1)
米極東陸軍軍司令部戦史課がオリジナルを作成した日本の夜間戦闘に関する研究。
歴史

1945年10月2日付一般命令第9号「日本の軍事諜報目標」により戦史資料と大本営の公式報告の活用がGHQ/SCAP 内で指示された。これを受けた1945年10月12日付けSCAPIN-126で日本政府に戦史史料編纂のための研究機関を置くことが指示され、1945年12月1日第一復員省大臣官房に史実部、第二復員省大臣官房に史実調査部が設置された。史実部(その後継の復員庁第一復員局史実調査部→引揚援護庁復員局資料整理部→同局資料整理課)及び史実調査部(その後継の復員庁第二復員局資料整理部→引揚援護庁復員局残務処理部→厚生省援護局整理第二課)は、1946年2月21日の参謀第二部(G-2)の指令により戦史を編纂刊行して、G-2 の連合国翻訳通訳部(ATIS)に提出した。ATIS ではこの完成した戦史のほとんどを英訳し、本国の陸軍省歴史課に戦史編纂の資料として送付した。

日本占領終了後も戦史編纂作業は継続し、厚生省援護局から極東軍総司令部戦史部に提出された。

原所蔵機関

(1) 憲政資料室/(2) 米国議会図書館

受入

(1) 当館が受け入れた経緯については記録が残されておらず、長らく未整理の状態にあった。2018年度にデジタル化が完了し、2020年3月にデジタル画像の公開が完了した。/(2) 原資料は米国議会図書館(LC)所蔵版。当館では1985年度に、“Japanese Monographs and Japanese Studies on Manchuria 1945-1960” のマイクロフィルムを購入した。

検索手段
  • 原資料の目録(PDFファイル 50KB)
    ※原資料の全体(日本軍戦史・「満洲に関する用兵的観察」・「旧日本陸軍の夜間戦闘」)が対象。
  • JAM-1J の目録(PDFファイル 40KB)
    ※マイクロフィルムのうち日本軍戦史日本語版が対象。
  • Guide to Japanese Monographs and Japanese Studies on Manchuria 1945-1960 (憲政資料室内備付冊子目録)
    ※マイクロフィルムのうち日本軍戦史英語版・「満洲に関する用兵的観察」英語版・「旧日本陸軍の夜間戦闘」英語版(JAM-1E、JSM-1、JNC-1)が対象。ibiblio のサイトにHTML 版Leave the NDL website. が掲載されている。
関連資料
利用上の注意

原資料は資料保存のため原則利用不可。デジタル化済みのため、「国立国会図書館デジタルコレクション」を利用。