Statements of Japanese Officials on World War II
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憲政資料室 作成
- 資料群名(日本語)
旧日本軍人・官僚陳述書
- 請求記号
YD-128
- 資料形態
マイクロフィルム
- 数量
2巻
- 主言語
英語
- 主な内容
"Reports of General MacArthur"編纂のため、1947年7月から1950年10月までの間に日本の元陸海軍の幹部・参謀と政府の幹部等265人に対して、戦闘の作戦指揮、戦争指導、終戦などについて尋問を行った際の陳述書のATIS による英訳。
- 資料の構成
陳述者の氏名のアルファベット順に収録されている。陳述者の名前は以下のとおり。
- 陳述者名アルファベット順一覧
- 秋永力
- 秋山紋次郎
- 阿久津憲章
- 天野正一
- 青島良一郎
- 荒尾興功
- 有馬馨
- 有末精三
- 有富重勝
- 朝枝繁春
- 浅野憲一郎
- 浅野賢澄
- 綾部橘樹
- 千葉晃彦
- 千早正隆
- 土肥一夫
- 遠藤房俊
- 淵田美津雄
- 藤井一美
- 藤村義朗(藤村義一)
- 古川義道
- 不破博
- 羽場光
- 羽場安信
- 花田弥寿良
- 花見侃
- 原四郎
- 原乙末生
- 原田次郎
- 原田貞憲
- 長谷川清
- 橋本博光
- 橋本洋
- 橋本正勝
- 蓮沼蕃
- 服部宗一
- 服部卓四郎
- 林三郎
- 林田金城
- 平野斗作
- 平島周平
- 堀栄三
- 堀場一雄
- 星駒太郎
- 保科善四郎
- 細田熙
- 市川正七
- 井田正孝
- 家村新七
- 飯村穣
- 池田純久
- 今田新太郎
- 井本熊男
- 稲葉正夫
- 石井正美
- 石川寛一
- 石川頼夫
- 石本俊夫
- 岩橋学
- 岩越紳六
- 岩永宝
- 鹿子島隆
- 甲斐勝衛
- 神谷義治
- 神田正種
- 神田八雄
- 金子中二
- 金子倫价
- 刈谷秀利
- 加瀬弥五郎
- 加登川幸太郎
- 桂繁
- 河辺正三
- 河辺虎四郎
- 川越守二
- 川井巌
- 河合重雄
- 河嶋修
- 川島威伸
- 萱嶋浩一
- 木戸幸一
- 木原次太郎
- 木村二郎
- 北川秀明
- 紀谷右太郎
- 北山正次
- 小林島司
- 小林修治郎
- 木暮信孝
- 小磯国昭
- 小岩井光夫
- 高馬正義
- 小村谷康二
- 近藤信竹
- 小沼治夫
- 工藤久八
- 蔵本正夫
- 栗田健男
- 厨次則
- 草鹿任一
- 久住忠男
- 前田正実
- 眞方勲
- 益田兼利
- 増成正一
- 松田巌
- 松田孫一
- 松平康昌
- 松前未曾雄
- 松本俊一
- 松本治
- 松永敬介
- 松延幹夫
- 松谷誠
- 松山宗右衛門
- 三原修二
- 三上作夫
- 三川軍一
- 宮川清
- 美山要蔵
- 宮崎周一
- 水町勝城
- 森幸吉
- 森岡皐
- 森山元
- 両角業作
- 村岡豊
- 村田武
- 永井八津次
- 永吉実展
- NAKAHARA, Makoto
- 中井増太郎
- 中島義雄
- 中本太郎
- 中村勝平
- 中山源夫
- 奈良晃
- 新納克巳
- 西原貫治
- 西村敏雄
- 仁科芳雄
- 野口進
- 野々垣四郎
- 小幡一喜
- 小川亨
- 大前敏一
- 太田庄次
- 大矢部省三
- 大井篤
- 及川古志郎
- 大石広海
- 岡林諄吉
- 岡田啓介
- 岡田菊三郎
- 岡田安次
- 岡本季正
- 岡崎勝男
- 沖田一夫
- 奥山巍
- 大沼清
- 大島泰平
- 太田清
- 大谷藤之助
- 大塚貢
- 大和田浩
- 尾崎義春
- 小沢治三郎
- 佐治慎二
- 酒井康
- 左近司政三
- 真田穣一郎
- 佐薙毅
- 猿渡篤孝
- 佐々木登
- 佐多直大
- 佐藤文蔵
- 佐藤勝雄
- 佐藤直次
- 佐藤正一
- 柴山一雄
- 渋谷龍穉
- 志柿謙吉
- 重光葵
- 清水光美
- 白井正辰
- 志鶴林蔵
- 曽祢益
- 須賀崎森之
- 菅原久一
- 杉田一次
- 鈴木清
- 鈴木元明
- 鈴木靖隆
- 田畑良一
- 田島憲邦
- 田島俊康
- 高田利種
- 高浜正巳
- 高橋千隼
- 高橋公平
- 高橋政一
- 高瀬啓治
- 高塚誠
- 高山彦一
- 高山信武
- 竹村幹三
- 竹下正彦
- 内匠豊
- 田巻和吉
- 田村初雄
- 田中知生
- 田中兼五郎
- 田中耕二
- 田中光祐
- 田中新一
- 種村佐孝
- 谷川一男
- 多羅尾光孝
- 天明藤吉
- 寺井義守
- 東郷茂徳
- 戸梶金次郎
- 徳川義寛
- 富岡定俊
- 友近美晴
- 都渡正義
- 豊田副武
- 土屋栄
- 津田美武
- 塚本清
- 塚本誠
- 筑紫二郎
- 筒井与市
- 堤仙雄
- 内田成志
- 浦部聖
- 浦田利道
- 浦山千代三郎
- 嬉野通軌
- 宇都宮直賢
- 渡辺博
- 渡辺利亥
- 渡辺安次
- 山田光秋
- 山口二三
- 山口盛義
- 山本新
- 山本親雄
- 山本繁一
- 山村兵衛
- 山下奉文
- 山崎万造
- 山津兵部之助
- 柳場豊
- 矢野志加三
- 矢野常雄
- 横山一郎
- 吉田英三
- 吉田茂登彦
- 吉永義尊
- 芳仲和太郎
- 吉野直靖
- 吉武安正
- 吉積正雄
- 柚木哲
- 旧蔵機関名
GHQ/FEC, Military History Section
- 歴史
米太平洋陸軍総司令部G-2 歴史部(G2 Historical Section, GHQ/AFPAC)(1947年から極東軍総司令部(GHQ/FEC)に改編)は、1946年秋からマッカーサーのための南西太平洋地域の戦史の編纂をはじめた。マッカーサーのための戦史の編纂は、もともと1942年からG-3 のニーダープルエム大佐(William J. Niederpruem)のグループが着手し、1945年末から1946年初頭にはすでに原稿を仕上げていたが、それを読んだマッカーサーも、参謀長サザーランドも気に入らず、1946年秋からG-2 部長C.ウィロビーの直接指導の下にG-2 で書き直すことになった。
1950年に"Reports of General MacArthur"として完成したが、これにもマッカーサーは難色を示し、公表されなかった。刊行は、マッカーサーの死後の1966年に米国政府印刷庁(Government Printing Office: GPO)から"Reports of General MacArthur" (下掲「関連文献」参照)として行われた。
歴史部では、戦史に日本軍側の対応の記述を加えるため、ウィロビーの指示で、1947年の早い時期から司令官の地位にあった日本軍人の尋問を開始し、さらに1947年夏には元東京帝国大学経済学部教授 荒木光太郎・光子夫妻、有末精三、河辺虎四郎、服部卓四郎、大前敏一らの元軍人を歴史部のスタッフに加えた。歴史部のスタッフの数は、最も多いときには、約80人にも上ったという。同部は、1951年6月には極東軍総司令部戦史部(Military History Section)に改編された。- 原所蔵機関
米国議会図書館
- 受入
米国議会図書館が作成したマイクロフィルムを1977年度に購入した。
- 検索手段
マイクロフィルム冒頭のコンテンツリストを打ち出したもの (憲政資料室内備付冊子目録)
- 関連資料
- 関連文献
- Reports of General MacArthur Government Printing Office, 1966 【940.53-S959r】
※この資料には復刻版(全ページ白黒、現代史料出版、1998年 【GB541-A89】)がある。また、全文が陸軍戦史センターのサイトで公開されている。 - 『GHQ歴史課陳述録--終戦史資料』佐藤元英・黒沢文貴編 原書房 2002 上巻・下巻 【GB531-G346】
※「旧日本軍人・官僚陳述書」の防衛研究所図書館所蔵の日本語版「GHQ歴史課 陳述録」9冊のうち同館で公開されている第6巻から第9巻までと大井篤旧蔵の陳述録のうちから、政治・外交・軍事上重要なものを翻刻したもの。 - General MacArthur and his vanishing war history (The Reporter, October 14, 1952, pp.20-25 所収)
※歴史部のスタッフであったJ.フォレストとC.H.カワカミへの取材に基づく歴史部の内情についての記事 - 丸山一太郎(仮名)マ元帥の「太平洋戦史」編纂の内幕(中央公論【Z23-9】 67(5) 所収)
※日本人スタッフの回想。 - 有末精三、大井篤、児島襄<戦後史座談会>内側から見たG2--元日本軍高級参謀とGHQ(朝日ジャーナル【Z23-7】 18(18) 所収)
※日本人スタッフの回想。
- Reports of General MacArthur Government Printing Office, 1966 【940.53-S959r】