蘭書
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古典籍資料室 作成
ここでは、東京本館古典籍資料室で所蔵する蘭書についてご紹介します。
【 】内は当館請求記号です。
1. 概要
旧幕府時代に天文方、蕃書調所などで所蔵されていた洋書で、国立国会図書館では約3,600冊所蔵しています。オランダから舶載されたオランダ語の本が主体ですが、英語、フランス語のものも含まれています。
資料の請求記号は「蘭」で始まります(例:蘭-123)。
2. 検索方法
- 国立国会図書館サーチで、請求記号欄「蘭-*」(前方一致検索)、所蔵場所欄「東京本館 > 古典籍資料室」を条件として検索してください。
検索結果 - 国立国会図書館サーチで検索できる蘭書の書誌件数は約1,100件です。複本の有無については「国立国会図書館の所蔵」画面でご確認ください。
- 冊子体の目録については、「4. 目録」の項を参照してください。
3. 利用方法
- 資料の請求方法等は東京本館古典籍資料室のページをご参照ください。
- 資料の多くが損傷しているため、中性紙の箱に納め保存してあります。閲覧の際には充分にご注意ください。
4. 目録
- "List of foreign books collected under the Shogunate regime = Lijst van boeken in buitenlandse talen verzameld door het Shogunaat =江戸幕府旧蔵洋書目録"(Institute for the study of the Netherlands books 1957 【018.1-R196l】)
国立国会図書館所蔵分のみの目録です。 - 『江戸時代日蘭文化交流資料集 2 (江戸幕府旧蔵蘭書総合目録) (日蘭学会学術叢書 ; 第2)』(日蘭学会 1980 【GB381-25】)
国立国会図書館、静岡県立中央図書館等7機関の所蔵する資料の総合目録です。
5. 参考
- 安江明夫「「蘭書」発見記補遺」(『参考書誌研究』79号 2018年3月 図巻頭10p, pp.91-115 【Z21-291】)(国立国会図書館デジタルコレクション:口絵 本文)