17. APIのご利用について
国立国会図書館サーチの外部提供インタフェース(API)をご利用いただくにあたっては、事前に以下の点をお読みいただいたうえで、条件を守ってご利用ください。
また、「著作権・リンクについて」も併せてご覧ください。
17-1. 国立国会図書館サーチで提供するAPI
国立国会図書館サーチ(NDLサーチ)では、次のAPIを提供しています。
- 検索用API
- NDLサーチの検索ができます。
- SRU、OpenSearch、OpenURLに対応しています。
- ハーベスト用API
- NDLサーチに格納されたメタデータのダウンロードができます。
- OAI-PMHで提供しています。
※機能の一部でキャッシュ機能を用いているため、リクエスト条件やタイミングによって応答性能が大きく変わる場合があります。
- 書影API
- NDLサーチに保存・公開されている書影を検索・表示できます。
※各APIの詳細についてお知りになりたい方は、「API仕様の概要」をご覧ください。
17-2. 利用目的ごとの手続き
ご利用には、利用目的により、利用申請及びデータ提供機関(NDLサーチにデータを提供している機関)による許諾が必要な場合があります。
(1) 営利企業・団体の方
営利目的でのご利用にあたるため、利用申請が必要です。
ただし、データ提供機関があらかじめ利用目的を問わず利用を許諾しているデータについては、利用申請・許諾は不要です。
API提供対象データプロバイダ一覧から、ご利用予定のメタデータの「データプロバイダ」と、「メタデータ利用条件」の「営利目的」の欄をご確認の上、記載の条件に従ってご利用ください。
書影APIの場合のご利用の場合、利用申請が必要です。
(2) 個人・非営利団体等の方
データ利用により収益を得ない場合
データを利用することにより、収益を得ない場合は、営利目的にあたらないため、利用申請は不要です。
※結果的に赤字になるとしても、何らかの経済的な対価を受け取っている場合は営利目的にあたり、利用申請が必要です。
API提供対象データプロバイダ一覧から、ご利用予定のメタデータの「データプロバイダ」と、「メタデータ利用条件」の「非営利目的」の欄をご確認の上、記載の条件に従ってご利用ください(希望されている利用方法が営利目的に該当するか判断に迷う場合は、NDLサーチAPI利用申請フォームからご相談ください)。
国立国会図書館サーチの書影APIから取得した書影画像を、個人・非営利団体が無償で提供するウェブサービスにおいて検索結果に表示する等、非営利目的での書影APIの利用は当館への申請なくご利用いただけます。その場合でも、取得した書影画像を営利目的の第三者に再頒布する場合は、NDLサーチAPI利用申請フォームからお知らせください。書影APIで提供する書影画像については、当館への申請なくご利用いただける場合を除き、ご自身の責任で著作権その他の権利の状況についてご確認いただき、権利者から許諾を得たうえでご利用ください。
参考:
国立国会図書館ウェブサイトからのコンテンツの転載>2.第三者が著作権を持つコンテンツについて
データ利用により収益を得る場合
データを利用することにより、なんらかの収益を得る場合(例:サイトの運営による広告収入等)は、営利目的にあたるため、利用申請が必要です(希望されている利用方法が営利目的に該当するか判断に迷う場合は、NDLサーチAPI利用申請フォームからご相談ください)。
ただし、データ提供機関があらかじめ利用目的を問わず利用を許諾しているデータについては、利用申請・許諾は不要です。
API提供対象データプロバイダ一覧から、ご利用予定のメタデータの「データプロバイダ」と、「メタデータ利用条件」の「営利目的」の欄をご確認の上、記載の条件に従ってご利用ください。
(3) 継続的にアクセスを行われる方
継続的にアクセスを行われる場合、API利用実態の把握のために、事前の利用申請の要否にかかわらずNDLサーチAPI利用申請フォーム(英語版は Application Programming Interface (API) of the NDL Search: Application Form)よりご連絡先、ご利用内容等をお知らせいただけますようご協力をお願いします。
お知らせいただいた情報は、API仕様を変更した際のご案内や、利用実態把握を通じたサービスの改善等に活用させていただきます。
17-3. 利用申請
利用申請は、NDLサーチAPI利用申請フォーム(英語版は Application Programming Interface (API) of the NDL Search: Application Form)から行ってください。利用の可否を判断の上、回答いたします。
※データ提供機関が当館以外の場合、利用申請内容を当該データ提供機関へ提示する場合があります。その結果として、当該データ提供機関により利用が認められない場合もあります。あらかじめご了承ください。
17-4. 留意事項
(1) 大量アクセスに関するご注意
サーバへの過負荷を避けるため、同時リクエスト数には制限を設けています。
また、特定のサーバから継続して大量のアクセスがある場合は、アクセスを遮断する等の措置を行う場合があります。
※アクセス数の上限につきましては、サービスへの影響等を含めて総合的に判断されるため、具体的な数値の目安をお示しすることができません。恐れ入りますが、APIをご利用いただく際は、多重アクセスが生じないようご対応をお願いいたします。
(2) クレジットの表示
本APIを利用するサイトやアプリケーションには、NDLサーチのAPIを用いていることを明記してください。
また、当館以外の機関が提供するデータについて、当該機関のクレジットの表示が条件とされる場合があります。API提供対象データプロバイダ一覧で利用条件が明示されている場合は、その条件に従ってください。
【参考】クレジットの表示が条件とされる場合の表示例
例えば、CC BY が適用されているメタデータをWebサービスで利用する場合、下の表示例のように、クレジットの表示、ライセンスへのリンクの提供をしていただく必要があります。クレジット表示には、API提供対象データプロバイダ一覧に記載されているデータプロバイダ及びそのデータ提供機関の名称を含めてください。
〈表示例〉
本サービスで提供するのメタデータの一部は、国立国会図書館サーチのAPIから取得した[△△デジタルアーカイブ]([データ提供機関]が運営)に由来します。
ライセンスはクリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際 パブリック・ライセンスです。
※クレジット表示等については、クリエイティブ・コモンズ 表示 4.0 国際 パブリック・ライセンスもご参照ください。
(3) 免責事項
「著作権・リンク>(4)免責事項」をご覧ください。