国立国会図書館関西館・(公財)東洋文庫合同企画 研究会「新たな現代中国研究の推進―国立国会図書館関西館及び東洋文庫の所蔵資料をめぐって」

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アジア情報室 作成

国立国会図書館は、公益財団法人東洋文庫と共催で、研究会「新たな現代中国研究の推進―国立国会図書館関西館及び東洋文庫の所蔵資料をめぐって」を開催しました。
 この研究会では、当館が所蔵する上海新華書店旧蔵書コレクションを使用した研究等について、発表等が行われました。当館職員の報告資料は以下の「プログラム」をご覧ください。また、当館刊行物『アジア情報室通報』第19巻第3号(2021年9月)[PDF:2.4MB]にも概要報告記事を掲載しています。

  • 日時    2021年4月17日(土)10:30-16:30

  • 開催方式  Webex Meetingsを利用したオンライン開催

  • プログラム

時間内容発表者等
9:30受付開始
10:30-10:35開会のあいさつ前田直俊(関西館アジア情報課長)
10:35-11:00東洋文庫「現代中国研究班」の研究活動村田雄二郎(東洋文庫/同志社大学)
11:00-11:25国立国会図書館所蔵中国語資料と上海新華書店旧蔵書コレクション
資料:2.1MB[PDF]
丹治美玲(関西館アジア情報課アジア第二係長)
11:25-11:50上海新華書店旧蔵書コレクションと学術研究中村元哉(東洋文庫/東京大学)
11:50-13:15昼食・休憩
13:15-13:40上海新華書店旧蔵書コレクションの利用
-中国教育史研究を例にして-
大澤肇(東洋文庫/中部大学)
13:40-14:30若手研究者による報告
*報告25分/質疑応答25分
上西啓(東京大学大学院)
14:30-14:45休憩
14:45-16:30動画等による書庫見学及び上海新華書店旧蔵書コレクションの紹介関西館アジア情報課員

※なお、この企画は、東洋文庫現代中国研究班「国際関係・文化グループ」2021年度第1回研究会ともなります。

上海新華書店旧蔵書コレクションについて

上海新華書店旧蔵書コレクションは、 国立国会図書館が1996年度から1997年度にかけて購入した資料群です。上海新華書店が保管していた中国書の見本17万冊からなり、1930年代から1990年代初めまでの上海を中心とする地域の代表的出版物を多く含んでいます。分野を問わず網羅的に集積された当コレクションは、中国の近現代史について研究する、あるいは興味を持つ方にとって、当時の状況をうかがい知ることができる資料群であり、また、新たな研究テーマや関心分野を見つけるきっかけにもなります。コレクションについて詳しくは「アジア情報室所蔵資料の概要: コレクション: 上海新華書店旧蔵書」をご参照ください。

※国立国会図書館は、保有するメタデータを活用できるように、オープンデータセットとして提供しています。この中で、上海新華書店旧蔵書コレクションについては、2020年2月28日から、中国書の見本約14万件の基本的な書誌項目(タイトル、巻号等、責任表示、版表示、出版地、出版者、出版年月、形態、シリーズ、書誌ID、請求記号、国立国会図書館サーチのURL)をデータセットとして提供を開始しました。今回の研究会と合わせてご利用いただきますと、より効率的に研究等に活用できます。詳しくは「オープンデータセット(国立国会図書館)」をご参照ください。

お問い合わせ先

国立国会図書館 関西館 アジア情報課 アジア第二係

電子メール ml-asia2@ndl.go.jp (@は半角に直してください)

FAX 0774(94)9115  電話 0774(98)1390