家紋・紋章を調べる（日本）
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1.家紋・紋章に関する参考文献
- 沼田頼輔 著『日本紋章学』（明治書院 1926 【288.6-N993n】）
- 沼田頼輔 著『日本紋章学』（人物往来社 1968 【288.6-N993n-z】）※上記資料の現代語版
各紋章の名称、意義、歴史、形状の種類、姓氏との関係を解説しています。 - 泡坂妻夫 著『家紋の話 : 上絵師が語る紋章の美』（新潮社 1997 【GB43-G93】）
※文庫版（KADOKAWA 2016 【GB43-L230】）
各紋章の成り立ちや変化、意義等を解説しつつ、約2,000点の図版を提示しています。 - 大枝史郎 著『家紋の文化史 : 図像化された日本文化の粋』（講談社 1999 【GB43-G143】）
家紋の起こり、モチーフごとの図柄について解説しています。 - 丹羽基二 著『姓氏・家系・家紋の調べ方』（新人物往来社 2001 【GB43-G246】）
家紋と苗字による家系調査などについて解説しています。 - 丹羽基二 著『日本家紋大事典』（新人物往来社 2008 【GB8-J13】）
「第1編 家紋のあらまし」（pp.15-46）で、家紋の数、種類などを解説しています。 - [森岡浩, 高澤等, 田中豊茂] [執筆・監修]『名字と家紋 : ビジュアル解説』（ユーキャン [201-] 【YP5-M13】）
「第ニ部 日本の家紋」（pp.59-143）で歴史などを解説しています。 - 高澤等 著『家紋大事典 = Encyclopedia of KAMON』（東京堂出版 2021 【GB8-M37】）
「第1部 日本人と家紋」（pp.1-28）で家紋の歴史や分布について概説しています。 - 濱田信義 編著『日本の家紋とデザイン = Japanese Family Crests and Designs』（パイインターナショナル 2022 【GB43-M55】）
約2,500点の家紋を収録し、モチーフ別に意匠を解説しています。 - インデックス編集部 著『ビジネス教養としての家紋・名字』（イースト・プレス 2025 【GB43-R13】）
家紋と名字の基礎知識や由来を、図説を交えながら解説しています。
2.家紋を調べる
2-1. 文様から探す
- 丹羽基二 著『家紋大図鑑』（秋田書店 1971 【GB43-17】）
約7,500の家紋を収録しています。 - 能坂利雄 編著『日本家紋大鑑』（新人物往来社 1979 【GB43-129】）
「紋章と解説」（pp.97-430）で種類ごとに調べられます。 - 『日本姓氏紋章総覧 : 姓氏からも紋章からも「わが家」がわかる』（新人物往来社 1989 【GB43-E110】）
「代表紋章事典」（pp.271-398）で約4,500の家紋を種類ごとに調べられます。『歴史読本』19巻15号、『歴史読本』21巻8号、『日本紋章大図鑑 : 歴史と暮らしの中の紋章5000』の内容を合わせて再構成したものです。 - 千鹿野茂 著『日本家紋総鑑』（角川書店 1993 【GB43-E225】）
約20,000の家紋について、種類ごとに由来、使用家を解説しています。 - 千鹿野茂 編『家紋でたどるあなたの家系』（続群書類従完成会 1995-1998 【GB43-G1】）
正編は約1,600、続編は約2,400の家紋を収録しています。巻末に「家紋索引」があります。 - 『索引で自由に探せる家紋大図鑑』（新人物往来社 1999 【GB43-G221】）
おもに『日本紋章学』収録の約4,500の家紋について、家紋名、代表文様、家紋分類から調べられます。 - 千鹿野茂 監修, 高澤等 著『家紋の事典』（東京堂出版 2008 【GB8-J3】）
「第2部 家紋総覧」（pp.31-319）で約3,000の家紋について、モチーフ（稲、月など）から調べられます。巻末に「家紋名索引」があります。 - 丹羽基二 著『日本家紋大事典』（新人物往来社 2008 【GB8-J13】）
「第2編 家紋事典」（pp.47-750）で家紋名から調べられます。 - 大隈三好 著『日本の家紋事典 : 本当によくわかる! : 由来と解説』（金園社 2015 【GB43-L178】）
「各論 ―日本の家紋・紋章―」（pp.63-316）で家紋名から調べることができます。 - [高澤等] [著]『家紋大事典』（ユーキャン [201-] 【GB8-M9】）
約5,000の家紋について、種類ごとに調べられます。巻末に家紋名から引ける「索引」があります。
2-2. 姓氏から探す
- 『日本姓氏紋章総覧 : 姓氏からも紋章からも「わが家」がわかる』（新人物往来社 1989 【GB43-E110】）
「代表姓氏事典」（pp.67-188）で約2,100姓氏から調べられます。『歴史読本』19巻15号、『歴史読本』21巻8号、『日本紋章大図鑑 : 歴史と暮らしの中の紋章5000』の内容を合わせて再構成したものです。 - 千鹿野茂 編『新訂寛政重修諸家譜家紋』（続群書類従完成会 1992 【GB43-E175】）
『寛政重修諸家譜』と『断家譜』に収録された約2,200の家紋を、家譜に掲載された順に収録しています。巻末に「姓氏（家名）索引」があります。 - 千鹿野茂 編『家紋でたどるあなたの家系』（続群書類従完成会 1995-1998 【GB43-G1】）
正編は約1,600、続編は約2,400の家紋を収録しています。巻末に「家名索引」があります。 - 『索引で自由に探せる家紋大図鑑』（新人物往来社 1999 【GB43-G221】）
おもに『日本紋章学』収録の約4,500の家紋について、代表姓氏から調べられます。 - 千鹿野茂 著『都道府県別姓氏家紋大事典』（柏書房 2004）
都道府県ごとに主要な姓氏の家紋が調べられます。 - 高澤等 著『苗字から引く家紋の事典』（東京堂出版 2011 【GB8-J39】）
家紋について、約1,000姓氏から調べられます。
2-3. 有名な家紋など
- [森岡浩, 高澤等, 田中豊茂] [執筆・監修]『名字と家紋 : ビジュアル解説』（ユーキャン [201-] 【YP5-M13】）
皇室、宮家、旧宮家、公家、大名、近代以降の著名人につき、収録しています。 - 霞会館華族家系大成編輯委員会 編『平成新修旧華族家系大成』（霞会館 1996 【GB43-G33】）
旧華族、皇族、旧皇族、旧王公族の家紋を収録しています。 - 千鹿野茂 編『新訂寛政重修諸家譜家紋』（続群書類従完成会 1992 【GB43-E175】）
大名、旗本の家紋を収録しています。 - 木村礎[ほか]編『藩史大事典』（雄山閣出版 1988-1990 【GB8-E9】）
藩主の家紋などを収録しています。 - 小川恭一 編著『江戸幕府旗本人名事典』（原書房 1989-1990 【GB397-E2】）
旗本の家紋を収録しています。 - 三浦正幸 監修『城大全 : 将軍と大名の城館』（ユーキャン [201-]）
歴代城主の家紋を収録しています。 - 池上裕子[ほか]編『クロニック戦国全史』（講談社 1995 【GB235-G7】）
「戦国領主155家の系譜」（pp.698-728）に、家紋や花押を収録しています。 - 『戦国大名家全史 : 戦国大名216家の興亡を完全データ化 : 応仁の乱から天下人の登場まで』（スタンダーズ 2018 【GB235-L179】）
「第三章 戦国大名家総覧」（pp.34-136）に、216家の家紋を収録しています。 - 日本染織刊行会 編『図解いろは引標準紋帖』（京都書院 1967 【288.6-N688h】）
※旧版：『図解いろは引標準紋帖 4版』（京都書院 1935 【184-89】）
紋所の見本を収録しています。名優の紋所、のれんなどに使用する字画紋、法被の背字紋、襟字紋なども収録しています。 - 苅安望 著『日本旗章史図鑑 = Japanese Flags from Ancient Time to Today : 古代から現代まで』（えにし書房 2019 【GB43-M14】）
古代から現在まで900余の旗・旗章について分類、収録している図鑑です。「第Ⅰ部 古代・中世の旗章」（pp.11-34）、「第Ⅱ部 戦国時代及び近世の旗章」（pp.35-106）では、武家・大名の旗章が収載されています。
3.紋章を調べる（寺院・神社・会社・自治体など）
- 丹羽基二 著『寺紋 : 寺院の紋章』（秋田書店 1977 【GB43-182】）
寺紋について意義や歴史を解説し、図版を収録しています。 - 丹羽基二 著『神紋：神社の紋章』（秋田書店 1974 【HL51-1】）
※文庫版：『神紋総覧』（講談社 2016 【HL51-L49】）
神紋（神社の紋章）について意義や歴史を解説し、図版を収録しています。 - [森岡浩, 高澤等, 田中豊茂] [執筆・監修]『名字と家紋 : ビジュアル解説』（ユーキャン [201-] 【YP5-M13】）
「第五章 寺院・神社の紋」（pp.125-134）で寺紋・神紋につき収録しています。 - 村中憲二 著『暖簾の紋章 : 社名とマークから読み解く企業の心』（現代書館 2024 【DH13-R39】）
商家の入口に下げられた暖簾に染め抜かれた紋章である暖簾紋について分類、収録しています。 - 苅安望 著『日本旗章史図鑑 = Japanese Flags from Ancient Time to Today : 古代から現代まで』（えにし書房 2019 【GB43-M14】）
古代から現在まで900余の旗について分類、収録している図鑑です。旗に記載された紋章を確認することができます。「第Ⅲ部 近代・現代の旗章」（pp.107-259）では、軍旗・皇室旗・自衛隊旗、行政旗、官庁旗、都道府県市町村旗が収載されています。 - 小学館辞典編集部 編『図典日本の市町村章』（小学館 2007 【A112-H352】）
全国1,820の市町村の紋章を、県別に網羅しています。 - 苅安望 著『日本400大学の旗と紋章図鑑 = Flags and emblems of 400 Japanese universities, institutes and colleges 2023年版』（えにし書房 2023 【FD4-M311】）
日本の大学400校の旗、紋章、シンボルマーク等1,456点をオールカラーで掲載している図鑑です。