「国史」の誕生 : ミカドの国の歴史学

• Material Type: 図書
• ISBN: 978-4-06-292247-0
• Title: 「国史」の誕生 : ミカドの国の歴史学
• Title Transcription: コクシ ノ タンジョウ : ミカド ノ クニ ノ レキシガク
• Author/Editor: 関幸彦 [著]
• Series Title: 講談社学術文庫 ; 2247
• Author Heading: 関, 幸彦, 1952- セキ, ユキヒコ, 1952- ( 00138073 )Authorities
• Publication, Distribution, etc.: 東京 : 講談社
• Publication Date: 2014.7
• Publication Date (W3CDTF): 2014
• Extent: 234p
• Size: 15cm
• Place of Publication (Country Code): JP
• Text Language Code: jpn
• Subject Heading: 日本史学--歴史--明治時代 ニホンシガク レキシ メイジ ジダイ ( 001177987 )Authorities
• NDC 9th ed.: 210.01 : General history of Nippon
• NDLC: GB36
• Target Audience: 一般
• Note (General): 「ミカドの国の歴史学」(新人物往来社 1994年刊)の改題
• Price: 840円
• Holding library: 国立国会図書館
• Call No.: GB36-L7
• Data Provider (Database): 国立国会図書館 : 国立国会図書館蔵書; https://ndlsearch.ndl.go.jp
• Bibliographic ID (NDL): 025546688; http://id.ndl.go.jp/bib/025546688
• National Bibliography No. (JPNO): 22443388
• TOHAN MARC No.: 33121237
• Cataloging Rule: Nippon Cataloguing Rules 1987 Revised Edition
• Bibliographic Record Category (NDL): 111

• Summary, etc.: 武家政権を否定した明治国家は、なぜ再び武士を称揚したか。江戸の知的伝統と西洋文明が結合と摩擦を繰り返した近代歴史学の成立事情(Provided by: 出版情報登録センター（JPRO）)
• Author introduction: 関 幸彦 1952年生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科史学専攻後期博士課程修了。現在，日本大学文理学部教授。主な著書に『武士の誕生』『武士団研究の歩み』『北条政子』『東北の争乱と奥州合戦』『百人一首の歴史学』『鎌倉殿誕生』『その後の東国武士団』『承久の乱と後鳥羽院』『蘇る中世の英雄たち』ほか。(...

Table of Contents

序　出会った歴史──「近代」と「中世」
　　お札のなかの主役たち／贈位された人々／本書の構成について
第一章　「ガリヴァー」の遺産──近代史学のルーツ
　１　江戸のなかの西洋
　　ガリヴァー船長、そして日本／「富の是認」／「合理」の受信盤／日本版ガリヴァー／江戸期のリアリスト
　２　江戸期の考証学
　　「米ハ米、豆ハ豆」／鴎外、抽斎を語る／「蛮学」から「蘭学」、そして「洋学」へ／他
　３　近代史学の周辺
　　ガリヴァー以降／西周と『百学連環』／学問と実践／西洋の移植／他
第二章　「ミカドの国」の周辺──近代明治の学問事情
　１　開化期の史学事情
　　太陽の子孫たち／「ミカド」の語感／文明史の登場／市民史論／他
　２　文明史からの解放
　　新しき“お手本”／東海散士について／帝国大学の成立
第三章　「カイザーの国」の歴史学──西欧史学の移植
　１　「欧羅巴」史学の履歴書
　　ランケからリースへ／ゲルマン史学の履歴書／明治の悲しみ／他
　２　リースと「史学会」
　　西欧史学の移植／「国史」学科の青写真／『史学雑誌』と「史学会」／他
ほか