中世の覚醒 : アリストテレス再発見から知の革命へ

• Material Type: 図書
• ISBN: 978-4-480-09884-9
• Title: 中世の覚醒 : アリストテレス再発見から知の革命へ
• Title Transcription: チュウセイ ノ カクセイ : アリストテレス サイハッケン カラ チ ノ カクメイ エ
• Author/Editor: リチャード・E.ルーベンスタイン 著; 小沢千重子 訳
• Series Title: ちくま学芸文庫 ; ル8-1
• Author Heading: Rubenstein, Richard E ( 01124018 )Authorities; 小沢, 千重子, 1951- オザワ, チエコ, 1951- ( 00683886 )Authorities
• Publication, Distribution, etc.: 東京 : 筑摩書房
• Publication Date: 2018.10
• Publication Date (W3CDTF): 2018
• Extent: 580p
• Size: 15cm
• Additional Title: Aristotle's children
• Place of Publication (Country Code): JP
• Text Language Code: jpn
• Original Text Lang. Code: eng
• Subject Heading: スコラ哲学 スコラテツガク ( 00571669 )Authorities; Aristotelēs, 384-322B. C ( 00431694 )Authorities
• NDC 10th ed.: 132.2 : Western philosophy--Medieval philosophy
• NDLC: HC41
• Target Audience: 一般
• Note (General): 紀伊国屋書店 2008年刊の再刊; 原タイトル: Aristotle's children
• Note (Bibliography): 文献あり 索引あり
• Price: 1700円
• Holding library: 国立国会図書館
• Call No.: HC41-L28
• Data Provider (Database): 国立国会図書館 : 国立国会図書館蔵書; https://ndlsearch.ndl.go.jp
• Bibliographic ID (NDL): 029250070; http://id.ndl.go.jp/bib/029250070
• National Bibliography No. (JPNO): 23136591
• TOHAN MARC No.: 33829597
• Cataloging Rule: Nippon Cataloguing Rules 1987 Revised Edition
• Bibliographic Record Category (NDL): 111

• Summary, etc.: 中世ヨーロッパ、一人の哲学者の著作が人々の思考様式と生活を根底から変えた――。「アリストテレス革命」の衝撃に迫る傑作精神史。 解説 山本芳久(Provided by: 出版情報登録センター（JPRO）)
• Author introduction: リチャード・Ｅ．ルーベンスタイン 1938年生まれ。米国ジョージ・メイソン大学教授。国際紛争解決、公共問題が専門。著書に『殺す理由――なぜアメリカ人は戦争を選ぶのか』（小沢千重子訳、紀伊國屋書店）など。小沢 千重子 東京生まれ。東京大学農学部水産学科卒。ノンフィクション分野の翻訳に従事している。(P...

Table of Contents

はじめに／序章　中世のスター・ゲート──西ヨーロッパの覚醒／第１章　「知恵者たちの師」──アリストテレスの再発見／１　驚くべき事実──ムスリムの知的財宝／２　プラトンとアリストテレス／３　「哲学者」アリストテレス／４　アリストテレス思想の核心／第２章　「レディ・フィロソフィー」の殺人──古代の知恵はいかにして失われ、ふたたび見出されたか／１　アウグスティヌスとその時代／２　滅びゆく帝国／３　異端者たちの行方／４　唯一神教とアリストテレス／第３章　「彼の本には翼が生えている」──ピエール・アベラールと理性の復権／１　天才登場／２　革命的変化の胎動／３　普遍論争と三位一体論／４　アベラールの死／第４章　「そなたを打ち殺す者は祝福されるだろう」──アリストテレスと異端／１　民衆の宗教運動の高まり／２　カタリ派の登場／３　カタリ派の中のアリストテレス／４　アリストテレス自然学への禁令／第５章　「ほら、ほら、犬が吠えている」──アリストテレスとパリ大学の教師たち／１　托鉢修道士、大学へ／２　「学としての」神学へ／３　魅惑の自然哲学／４　トマス・アクィナスとパリ大学／第６章　「この人物が知解する」──パリ大学における大論争／１　急進派と保守派／２　アリストテレス主義者としてのトマス・アクィナス／３　断罪と復権／第７章　「オッカムの剃刀」──信仰と理性の分離／１　終わりゆく中世／２　「新しい道」へ／３　オッカムの破門／４　かくして寛容の門は閉ざされた／第８章　「もはや神が天球を動かす必要はない」──アリストテレスと現代の世界／１　信仰と理性の緊張関係／２　アリストテレス革命の忘却／３　アリストテレスの遺産／謝辞／訳者あとがき／文庫版訳者あとがき／解説（山本芳久）／註／参考文献／人名索引